不思議な国語辞典

世の中には「不思議な言葉」、「不可解な言葉」というのが存在します。それは、いつの時代でも同じです。
人間が一生の内に遭遇する、母国語の中の知らない言葉を、知らないままで死んでしまう単語の数は約4万語と言われています(当社調べ)。
そこで、非力ながら、僕の知っている「変な言葉」を解説していきます。


名:名詞
動:動詞
人:人名
格:格言
状:状態
危:危険なので、良い子はまねしないように!
例):簡単な例を紹介する。


<あ行>

「えんがちょ」(えんがちょ)名・動

 仲間外れにしたい相手がいた場合に使用する呪文。人差し指と中指をクロスさせて絡ませ、「えんがちょ」と、唱える。通常、ふたり以上の人間が、対象の人物に向かって行わなければ意味がないとされている。両手を使って、呪文を唱える「ダブルえんがちょ」や、「えんがピ」など、派生型が存在する。


「イヤよ、ダメよも良いのうち」(いやよ、だめよもよいのうち)格

 女性が男性に対して、「ダメ!」「イヤ!」と、口では言ってはいても、「実は心の中では期待しているんだよ~」ということわざ。


「嘘んこ」(うそんこ)名

 嘘の事。嘘をつく事。


「宇宙人」(うちゅうじん)名

 人間離れした顔の人間に対して使う言葉。同義語「どこかの星の人」。人間離れの程度の低い場合は「どこかの国の人」。


「お口」(おくち)名

 臭い口の事。口臭の酷い口には、「お」を着けなくてはならない。


「お上りさん」(おのぼりさん)名

 都会、特に東京に上京した地方の人間を言う。「上りモノ」の人間版である。


「重ステ」(おもすて)名

 パワステの逆で、重いステアリングを言う。


<か行>

「神ならざる身の知る由もなし」(かみならざるみのしりよしもなし)格

 人間は運命には逆らえない。神ではない人間が、これから起ころうとすることを知っているはずがないという意味。


「巨乳」(きょにゅう)名

 女性の胸が大きい事。世界標準規格としてのDカップ以上を言う。世界標準規格とは、寄せて上げる事を禁止している為、事実上のEカップ以上との説もある。また、巨乳、爆乳、烈乳、億乳、兆乳の順でさらに大きいという意味を持つ。ただし、巨乳とはDカップ以上全てを包括している呼び名である。


「げろんちょ」(げろんちょ)名・状

 ゲロ状の物体をさす。見た目がげろっぽいものはすべて「げろんちょ」である。同義語「げろっぺ」。


「巨根」(きょこん)名・状

 男性器が巨大であることを言う。同義語「大砲」「46センチ砲」。


「こちゃぱい」(こちゃぱい) 形

 こそばゆい、に近い言葉。妙にくすぐったい事。ただし肉体的にではなく精神的な場合。


<さ行>


「社会の窓」(しゃかいのまど) 名

 男性のズボンの前が空いていること。または完全には閉じていないこと。語源は不明。また、定かではないが、女性のズボンの前が開いている場合、「理科の窓」と呼ばれる場合もあり、関連性を調査中である。


「しゃくはち」(しゃくはち) 名・動

 男性器を口でしゃぶること。フェラ○オの和訳。


「シングルCD並」(しんぐるしーでぃーなみ) 名

 洋ものエロビデオなどで登場する巨乳金髪女の乳首がシングルCD並である事。転じて乳輪大きい女性を差す。


「すかしっ屁」(すかしっぺ、すかし) 名・動

 音のない屁、または音のない屁をすることを言う。また、「す~」と抜けるような屁を指すこともある。ただし、臭いが無い場合は「屁」とは呼ばれないため、臭いことも条件となる。一般的に「すかしは臭い」と言われているが、数十に及ぶ大学や研究機関で研究が続けられているが、未だにそのような事実は確認されてはいない。ある心理学者は、次のようにコメントしている。「通常の屁は、音の後に数秒後に臭いが来るため、身構える時間的猶予があるが、すかしはいきなり鼻孔を刺激するため、通常の2~3倍程度、臭く感じる可能性がある。」(ルーカス博士:「おちゃらけジャーナル2月号」抜粋)


例)エレベーター中で「プ~」と音がして、「ああ、ゴメン、すかしで行けると思った。」


「好き者」(すきもの) 名

 性行為を異常な程、好きな者を言う。


<た行>


「出来ん、足りんは、工夫が足りん」(できん、たりんは、くふうがたりん) 格

 語呂合わせではあるが、真実の一言である。


「竹馬のホモ」(ちくばのほも) 格

 「竹馬の友」から来た造語。子供の頃から仲の良いホモ同士を言う。


「ちなら」(恥なら、ちなら) 名・動

 性行為中に、女性器(膣)から発せられる下品な音をいう。男性器の挿入時に空気が入り込み、しめったHな音を発する場合があるが、これが「ちなら」の正体である。聞いた音自体は、「おなら」と同じ下品な音であるが、臭いはない。「おしりから出るから、おなら」「ちつからでるから、ちなら」という、至って単純な発想から命名された。


「でんでんちっち」(でんでんちっち) 名

 でんでん虫の事。かたつむり。1歳の息子が命名。


「デブ専」(でぶせん) 名

 デブな人を好みとする人間を言う。デブ専門。デブ路線。


<な行>


「握りっ屁」(にぎりっぺ) 名・動・危

 肛門の前に手のひらを広げてかざし、「おなら」をした瞬間、捕まえるように握ることを言う。この際、においが逃げないように密閉する必要がある。また、握った屁自体を、対象となる人物(本人含む)の鼻孔の前にかざし、開くことによって臭いをかがせる様を言う場合もある。その際、執行者は手をひらく瞬間に「にぎりっっペ!」と、呪文を唱えることにより、効果は倍増するといわれている(「おちゃらけジャーナル5月号」抜粋)。


「乳輪」(にゅうりん) 名

 乳首の輪郭の事。乳首の色が周辺の皮膚と変わる線を繋いだ円の中身。別名、乳うん。


<は行>


「パイずり」(ばいずり) 名・動

 女性の胸の谷間に男根を挟み込み、擦る事。略化して「挟む」とも言う。例:貧乳の女性を指して、「あれじゃ挟めないよなあ」


「バター犬」(ばたーけん) 名

 商品券のバター券ではない。飼い犬が、手に塗ったバターをペロペロ舐める事から、その習性を悪用して性的遊戯を行う者が居る。その際に使われる、不憫な犬達をいう。単にバターを舐める犬をいう場合もある。


「波動砲」(はどうほう) 名

 屁の別名。放屁者が、自らの屁の発射時に宣言する言葉。ただし、ルールとしてカウントを10から開始する義務がある。これによって10秒以内に周辺の者は脱出が可能となる。ただし、10、9、8、1、ゼロなどと、途中を飛ばして体に合わせる技も存在する。同義語として、「拡散波動砲」「デスラー砲」「ハイパーデスラー砲」等が存在する。アニメ宇宙戦艦ヤマトをある程度知っている者にしか通用しない。


「貧乳」(ひんにゅう) 名

 胸が小さい事。胸が貧乏な事。巨乳の反対語。微乳よりも更に劣る。


「へなちょこパンチ」(へなちょこぱんち) 名・動

 素人の繰り出すパンチを指す。武道の熟達者には通用しない。


「屁爆」(へばく) 名・動・危

 まず、屁を握るまでは、「握りっ屁」と同じである。その後、手を開くと同時にライター等で火をつけることによる爆発を意味する言葉。メタンガスを使った、大変エコロジーな遊びであるが、大変危険なため、これを禁止している国も存在する。また、直接、肛門の前に火をかざして、屁を吹きかける超人技も存在する。しかし、その危険度は驚異的で、肛門のまわりの毛が一瞬にしてチリチリになってしまう。


「一口うんち」(ひとくうんち) 名・動

 一口サイズのうんちをさす。ひと口ゲロからの派生語。


「一口ゲロ」(ひとくちげろ) 名・動

 一口サイズのゲロをさす。およそ、50cc程度を境界線とする説が有力で、それを越えると普通のゲロとされるのが一般的。また、「一口ゲロ」の特徴として、量が少ないため、飲み込んでしまうということがあげられる。

例)「お前の奥さん見たら、一口ゲロがでちゃったよ~」


「ビーちく」(びーちく) 名

 乳首の事。主に女性の乳首を差す。


「フルちん」(ふるちん) 名

 「フルにあらわなちんちん」を差す。もとは、「振りちん」からの派生語だと言われている。「フリー(自由)なちんちん」との説もあり、定かでない。


「ホモ達」(ほもだち) 名

 ホモの友達を言う。ただし、自分もホモでなくてはいけない。


<ま行>


「眉毛が一本病」(まゆげがいっぽんびょう) 名

 眉毛が濃い人に起こる、恐ろしい病気。自ら眉毛の間を処理しないと、つながってしまい、一本になってしまう。


「もらいゲロ」(もらいげろ) 名・動

 比較的近距離で他人がゲロをした為に、気持ち悪くなって、別の人間がゲロをしてしまう現象。予防策として、ゲロ中の人間を見ないようにするのが一般的だが、臭いもあるのでこれでは不完全である。「もらいカゼ」「もらい泣き」から発生した造語と思われる。


<や行>

<ら行>

<わ行>


注)ここに登場する、「雑誌名」「人物名」「団体名」等は、実在しません。