世紀末覇王列伝


2000に発売になった北斗の拳解説本、世紀末覇王列伝を2001年の年末に購入しました。
十数年来、北斗の拳にはいろいろと疑問を募らせてきましたが、この本をもってしても謎は解けず!

ジャギ、アミバ

ジャギですが、なんで南斗聖拳を使えるのでしょうか?
北斗神拳奥義水影身なのでしょうか?
結局、アミバから中途半端な南斗聖拳を教わったということで、私の中で決着がつきました。
逆にアミバは、ジャギから北斗神拳の基礎を伝授されたのでしょう。
それにしても、アミバはなんで戦闘中にいきなり弱くなるのでしょうか?
ケンシロウが手を抜きすぎなのか?

ユリア

ユリアが生きていたというのは、かなりマズい展開です。
南斗六聖拳は天帝の六つの門を守るんでしょ?
女でかつ拳法が使えない人を将にするか、普通?
だいいち、シンの死に際での台詞を、ユリアが生きているのを知っている人間の台詞としては読むことが出来ません。
五車星だって、ジュウザなどは守るべき人が誰なのかも知らないのに刺青してるしね。
リュウガはユリアと両親が同じ(?)なのに、南斗聖拳でなくて、泰山天狼拳なのはなぜでしょう?
ジュウザもユリアと腹違いとはいえ、我流拳法だし。
しかも、その必殺技では、指をまっすぐラオウの腹に突き刺せば殺せたのに、 手のひらを腹にのせるだけとは……。

元斗皇拳の存在

例によって、北斗神拳継承者ケンシロウだけが知らない拳法。
南北が出てしまったからといって、東西に行かなかったのはよいとしても、 元(もと)にすれば、いいというものでもないでしょう?

北斗琉拳の存在

ラオウはカイオウの存在を知っていたし、トキも知っていた。北斗琉拳も知っているはず。
当然、リュウケンもジュウケイと戦っているので、北斗琉拳を知っているはず。
知らないのは北斗神拳正統継承者のケンシロウのみ(この際、めんどうなのでジャギは無視)。
全く不自然である。 カイオウは北斗の男であっても、なぜ1800年の時代を超えて頭に北斗七星があるのか、謎である。
結局、北斗宗家にヒョウとケンシロウが生まれたのはいいが、北斗神拳(日本)とは別の国(中国?)であり、 リュウケンとは関係ないと思われる家庭の男ではないか?
では、リュウケンは北斗宗家なのか?
ラオウの家系は、いったい何なのだ?
それ以上にジャギ、ハンは、何者なのだ?
ついでにキム(韓国人?)は?
フドウやジュウケイに殺された北斗の従者も気になります。

拳の強弱があいまいである

前述の覇王列伝でも評価があるが、アインがCでジャギもCというのはあまりにもおかしいでしょ? バスクとかウイグル、牙親父よりもジャギの方が強いよ!
いくらジャギでもアインには負けないと思うぞ。北斗神拳と南斗聖拳が使えるんだから。
十番勝負でアインとジュウザの勝負というのもあったが、勝負にならないと思うけど。 当然、ジュウザの勝ち。
南斗紅鶴拳のユダがBで、他の南斗六聖拳の連中がAなのは、あまりにもかわいそう。 サウザーはAAね。ユリアは0。
バスクがDなのもおかしい。指差し棒で石柱を切るなんて、凄いじゃん。
バットもDなので戦えば互角なのか?
それに圧倒的な強さのバランが、Bなのは納得しがたい。ケンシロウも血だらけにされたじゃん。
シン(A)よりもてこずったカーネルがBなのもおかしい。
超能力分と爪を差し引いた値なのか?
最初にケンシロウがシンに負けたとき(物語開始一年前ね)は、ケンシロウはBクラスだったハズ。 そんなやつにラオウやリュウケンやトキが期待するわけがないじゃん。
でも、まあ、その時点でもジャギには勝てるね、きっと。
修羅の国ではもっとひどい。
最初は下級修羅相手にケンシロウは血を吹いていたのに、いつのまにか修羅はザコキャラになっていた。