本格的な冬が来る前に、原チャリにウィンドシールドとナックルガードを装着した。これで上半身前面に当たる風が劇的に減少する一方、風の音が凄まじくなった。空力的に悪いのだろう。ちなみに装着したのはスマートディオ用ホンダ純正もの、一万八千円。最高時速は五二キロのままかわらず、燃費も恐らく変わらないだろう。燃費は三往復で四.三リットルのままだと思う。確かめようがなかった。
ナックルガード部に隙間があるので、完全な風の遮断にはならないが、それでもずいぶんと楽になった。雨の日は直接雨に当たらない分、拳が楽になったハズ。上半身もしかり。ミラー取り付け位置がやや外側に移動した関係で、すり抜けが厳しくなった。これは右のミラーを小型のものに取り替えて対応した。
さて、バイク屋でウィンドウシールドを装着時、バイク屋のおっちゃんに相談してみた。前ブレーキがおかしい、最高速が五二キロしか出ない、二万キロも走っているのに整備していない、などなど……。ベルト、プラグなどの交換と、ブレーキの修理、一万七千円。それだけでなんと、最高速で十キロ以上も回復した。出だしは変わらないが四十キロ当たりから速度の伸びが違う。ぐーんと伸びて坂も上がる。そのくせエンジンはスムーズ。直線ではメーターを振り切って六三キロくらいは出る。走行が安定しているので、気がつくと速度が出ている。気をつけねば、特に警察を。
二万キロの走行距離と毎日四三キロの往復にも「ああ、そうですか」と対応していたおっちゃんだが金を払うとき、通勤距離を聞き返してきた。「やっぱり聞き間違いじゃなかったんだ〜」って、流石のおっちゃんでもやはりびびる距離だったようだ。
それはそうでしょう、自分でも少々やりすぎだと思う。確かに年一万キロは厳しい。大人のすることじゃない。
原チャリ整備に結構な金が掛かってしまった。来年買い替えの計画を延長する必要があるだろう。どうせ毎年整備の必要があるならば、新しくても古くても維持費は変わらないわけだ。それどころかエンジンのパワーは現在のもので十分、それどころか新しいものは落ちるので、このまま使い続ける方が無難だろう。
今までフルスロットルでも五二キロしか出なかったものが六三キロ出るということは、それだけでも燃費が断然違うわけだ。カタログデータの半分しか発揮しなかった航続性能が、これで改善されるだろう。楽しみだ。
初稿 二〇〇七年一〇月二二日
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