NO075「三五歳、闘う男の化粧品〜お髭編U〜」

私は髭が硬く、早速、久々の髭剃りに苦戦しだした。ウェットではジレットセンサーエクセルをジェルで使用し、なかなかのそり具合に喜んではいたが、五回くらいで刃に違和感を覚えてしまう。ジレットは安くても替刃一個百円はするものなで、これは痛い。かなり安くはなったが……。
そんな中、ホームセンターでフェザーハイステンレス替え刃十個三六七円を発見し、心惹かれるが、そもそも柄の方が売っていない。どんなものなのだろう? 夢は膨らむ。やっと、東急ハンズで八四〇円で売っているのを発見。また、替え刃もステンレス製でなくて炭素鋼のものもあった。これは激安で、定価でも十枚二八〇円。ほとんど使い捨て剃刀並ではないか。でも多分、錆び易い。
ホームセンターをめぐって柄と替え刃(七五〇円くらい)をゲット。残念ながら炭素鋼はハンズ以外で売っているのを見かけない。ネットでは二一〇円程度。
さて、フェザーハイステンレスの剃り具合だが……さすがに一枚刃だけあって悪い。ムキきになって逆剃り連発したら、血だらけモードに突入した。首が振らないのもあるかもしれない。アフターシェーブが滲みる。 ジェルの方がやや剃り易いようだが、フォームでもあまり変わらない。両刃なので回転させて剃ると使い易いが、やはりトータルで五回位が限度か。フェザーは逆剃りに向かず、すぐに肌がボロボロになる。ネットで髭の剃り方を見て、実験した結果、毛の向きに逆らわないで剃ることが肌荒れを防ぐ唯一の方法であると確認できた。ただし、深剃りは出来ない。肌荒れが心配なのであっさりと諦めることにした。もともと髭を伸ばしたのも肌荒れを恐れるがため。それでも刃を替えると剃り心地が明らかに違うので、ほんの数回で劇的に変わるのを確認できたのはうれしかった。
以前、シックウルトラがダメで、当時ほぼ最強だったジレットセンサーエクセルを使用したわけだが、やはりジレットはすごかった。これは共に二枚刃だが、それから十年以上が経ち、三枚刃、四枚刃……と髭剃りは進化し続けているようだ。ここに来て、時代を逆行するかのように一枚刃に戻ってみるのも一興ではないだろうか。もちろん趣旨は、交換をマメに行えるように安い替刃を! ということだが。
ちなみに、十年位前に買った電気剃刀は良好。刃も替えた(一二八〇円)ので絶好調だ。これは毎朝、プレシェービングジェルを塗った後に使用している。
初稿 二〇〇七年一一月一五日


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