NO082「三五歳、闘う男のファッション〜靴編」

オーダーの靴が欲しいなあ、と言っている間に時間が過ぎ、日が過ぎてしまった。必要にかられてベネビスの防水靴を買い、これは雨の日原チャリ用とした。以前、革靴がびしょびしょになってシミが凄まじくなったことがある。もちろん捨てたが。
それとは別に黒のローファーも買った。これは革が柔らかいので革靴っぽくない。
私は前から履いているフェラーリの黒革、それに紐と茶のモンクがあったので、これを整備して履く事にした。まあ、古い靴でも、靴墨で磨くと結構光るもの。  そんな中、先日、イスキアのビットを二五パーセント引きでゲット。モノとしてはヨーカ堂のオーダーシューズと同じもの。大量生産できるからか、定価は半額。硬い茶の革で、カツコツいう好みのもの。これをキュキュっと磨いて整備した。原チャリ通勤なので、玄関から原チャリまで十歩、会社に到着後、靴箱まで十歩しか歩かない。
バーゲンで値の張る靴をゲットしようかと思っていたのに、既に靴は飽和状態。あまりたくさんあっても下駄箱を圧迫するだけなので、茶のモンクは捨てた。
靴墨はチューブ式で整備が面倒なので、アンメルツ式のものを買うつもりだ。しかし、極寒の中を原チャリで走ると、革靴は寒い。
以前買ってすぐに使わなくなった電気アンカを会社に持ってきた。全部ピンクでコードまでピンク。これで冷え切った足を温める。ちょっと緩いが、まあいいか。しかし、電気を切るスイッチが見当たらない。なんと、コンセントを抜くまで電源オン……こりゃだめだ。
初稿 二〇〇七年一二月三日


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