グランデリアスポーツ(以後:G)というマイナーなジムについて以前、書いた。トレーニングを公共の体育館で行えば費用を激減出来るという話だ。費用の方は収入との兼ね合いもあるので、あまり重視していないが、内部的な部分でちょっと考えざるを得ない。つまりサービスが悪い。
Gでは温水プール、風呂や暖房などの設備をボイラーによってまかなっているが、これが結構壊れる。サウナが暖まらないなどの弊害が過去に連発していた。関係あるかどうかは不明だが、クーラーが利かないこともしばしばあった。最近ついに、ボイラーが破壊されてきたようだ。年始から数日風呂が使えないとのおフレが回った。ついに交換する気になったらしい。それにしても迷惑な。
先日ジムに行くと更衣室がドブ川のように臭かった。あまりに臭いので辺りを見回すと、消臭の機械が設置されているではないか。どうやらボイラーのせいらしい。
というのも数日前、ジムの一部に足拭きが敷いてあったので、何事か不審に思っていたが、それが先日はゴムのシートに変わっていた。さらにゴムの下は汚らしいシミが広がり、イヤな臭いを放っていた。これがボイラーから漏れた汚水であることは間違いない。
大手チェーンのクラブでは考えられないような醜態だ。
はっきりいって非常な不快を感じる。ボイラーを換えれば今まで列挙した事柄は改善されるのであろうが、それだけではない。
トレーニングの機器はシートが禿げているものばかりで、かなり汚らしい。掃除も不十分で稼動部に埃がこびりついている。バーベルに巻くクッションパットはベリベリに剥がれ、ベルトは切れ掛かっている。ゴムラバーは当たり前のように曲がったまま放置されている。
平均年齢が高いせいか、マナーのなっていない会員が多くを占め、やる気のなさや暗い空気がまとわりつく。おしゃべりしかしていないアルバイトスタッフばかりで、教育もなっていない。スタッフがすぐに変わってしまうのも頷ける。
努力を怠ったまま十年以上が過ぎ、惰性では回らなくなりだしている気がする。来年夏にはエアロビスタジオ2面を持つティプネスが、ららぽーと横に登場する。凄くきれいだろう。
Gの登場で近隣のスイミングスクールは壊滅していったが、今回は逆に壊滅させられる可能性が高い。経営改革が早急に必要だろうと思われるが、はたして?
やはり来年にはジム替えをしないといけないかもしれない。
初稿 二〇〇七年一二月二五日
▲エッセイTOP ▲初心者が筋肉をつけるウエイトトレーニングTOP