29歳のシステムエンジニア(SE)転職



システムエンジニアの、初めての転職


20代最後の歳、29歳のとき現役システムエンジニア(SE)だった私は転職を決意しました。 転職実行は29歳ですが、28歳のときには転職を半分以上決意していました。
システム開発会社のN社で、新卒採用から9年4ヶ月勤め上げた末の転職です。

転職することに決めた理由については、こちら→ もう耐えられない

転職理由は色々とありますが、主に給料が安すぎて生活出来ないからです。
30歳中(つまり31歳までに)に結婚しようとしていたのですが、このままの給料(28歳、29歳時点)じゃ、 人並みの生活は絶対にムリ。 技術者、システムエンジニア(SE)とはいえ30歳になってちょっと給料が上がったくらいじゃ、どうにもならない。
転職先はシステム開発会社でなければなりません。 システムエンジニア(SE)だった私に残された道は、転職のみです。

2001年7月末に29歳でN社を辞め、2001年9月3日にE社に転職したのですが、 入社数日後に米国で9・11が起こり、忘れられない思い出となりました。

29歳の転職では、就職活動は大きく分けて2回に渡っています。

  • 1回目の転職、就職活動(28歳)は2000年11〜12月で、これは上司の説得により、中止。
  • 2回目の転職、就職活動(29歳)は2000年3〜4月で、このとき決めた会社がE社です。


システムエンジニアの、1回目の転職、就職活動


転職未経験の私は、まずシステム開発会社を3社受けました。 当然、システムエンジニア(SE)としてです。
ひとつは社員10人くらいのベンチャーで在宅勤務あり。
大学卒だけを求人対象にしていましたが、間違えて転職サイトから応募してしまいました。
先方は「それでも会いたい」ということなので、受けたわけです。
話を聞いてみると、ぜんぜん在宅勤務などではない、ただの常駐。
場所も都内だし、事務所がしょぼい……
ただ、給料の提示額はN社よりも100万円以上高かった!
でもまあ、残業込みですので、あてには出来ませんが。

もうひとつは横浜に支社があるシステム開発会社で、横浜勤務をあこがれましたが……ここも常駐のみ。
横浜の事務所は営業や事務の人のみです。おいおい……。
最後のひとつは……忘れました。確かに受けたはずだが?

まあ、2社目のところに内定をもらったので、 「システムエンジニア(SE)だし、それでもいいか」と転職を決め、年末最後の営業日にN社上司と会談。
給料の話をして「生活出来ない」と話したが「4月に給料が上がるから」と説得。
たっぷり2時間説得されて「転職は春まで待ってみるか……」となりました。
とりあえず、この回の転職、就職活動はそれで一旦停止。 もちろん、転職サイトを閲覧し、転職情報収集だけはしていました。
4月になり給料が1万円ほど上がりましたが、 それでも、とても生活できるレベルにはなく、 野望に燃えるシステムエンジニア(SE)は、次の転職、就職活動に突入します。


システムエンジニアの、2回目の転職、就職活動


転職 このときの転職、就職活動では、絞り込んで2社のシステム開発会社を受けました。
ひとつは転職後6年間も在籍することになるE社(失敗した〜)。
システムエンジニア(SE)どうこうというよりも、 私の燃え上がる向上心と野望を見透かされ、H本部長に騙されて転職(泣)。
まじめな人間はおだてられると弱い。自分の未熟さを痛感しています。

転職候補2社目のシステム開発会社はNS社。 しっかりとした会社で、自社ビルを持っていました。 社内作業が多そうだし。でも……給料が少ない。
また、今後の昇進具合を就職担当者に聞くと、あまり芳しくないようです。 主任まで何年とか……。 その点、E社は破格でしたね。半年後に所長代理だから (その点は◎、ただしシステムエンジニア(SE)の仕事はそのまま)。
NS社には、みなし残業代というのがあり、月に20H。 しかも、それ以上働いても金がもらえない。 さらに平均労働時間が+20H以上という、完全な詐欺でした。
インチキ臭いので転職候補から消えます。

転職を決意するものの、そのときN社社員として常駐していた先の解約切れを考え、 7月末で退社し、E社に転職しました。


E社に決めたわけ


結局、転職先をシステム開発会社のE社にしたわけですが、E社の本社は新宿。 横浜と水道橋に事業所がありました。
横浜には所長が不在で、本部長が兼任。 役職コンプレックスだった私は、転職後すぐに、この所長の椅子を狙うことにしました。 ライバルは全て排除する構えでE社に入社しています。
私の頭の中はシステムエンジニア(SE)の仕事そっちのけです。
結果からいえば半年後に所長代理、その2年後に所長なので、念願達成といえます。
ちょうど所長代理という役職が春から登場したこともあります。
そのときは将来を考えるとバラ色に見えました。ああ、転職してよかった。
しかし……世の中はそんなに甘くないです。
社内開発の仕事が多い、と入社時にH本部長にいわれ、騙されました。 所長だったので多少は有利でしたが、それでも振り返れば丸6年間のうち7割の期間は常駐です。
転職先をE社に決めた理由ですが、N社よりも月給ベースで4.5万円アップするからです。
ただし、ボーナスが激安しました。驚いたことに給料以下です(泣)。


会社比較


N社と転職後のE社の比較を上げておきます。
転職時の給料面では、やや不満でしたが、将来的に明るく見えました
事業所長のイスが空席だったのもあります……野心ムラムラ。
E社にはおよそ6年間在籍していましたが、その間の年収アップは200万円に上ります。
徹夜はもちろん、2日連続の徹夜もありましたし、月に370Hも働かされたこともあります。
いかにもシステムエンジニア(SE)っぽいですね。 それでも私独自の時間管理法により、平均的な労働時間はかなり少なくなっています。
事業所長になってから平均労働時間が増加していますが、昼間は客先常駐で システムエンジニア(SE)として8時間束縛、 夜に会社に帰って作業、会議、採用面接などがあるためです(なんじゃそりゃ?)。
それでもシステムエンジニア(SE)としては、かなり少ない労働時間だと思います。
誤解のないように記述しておきますが、N社もE社も常駐先全て、 すべからくまわりのシステムエンジニア(SE)連中は 月あたり200時間程度が平均でした。




年収
労働時間/月平均
役職
残業代
夏季休暇
年末年始休暇
N社退社時

360万円
160H
主務(平社員)
あり
9日間
9日間
E社入社時

400万円
170H
なし
あり(みなし20H)
3日間
5日間程度
E社退社時

600万円
180H
事業所長
なし
3日間
5日間程度


▲システムエンジニア転職ノウハウTOP