▲初心者が筋肉をつけるウエイトトレーニングTOP

マッチョでしょ

第二章 「背中及び上腕二頭筋」2−10

 背中のトレーニングはこれで終了。種目がやたらと多いので疲労度も大きい。背中は日常生活であまり使わない部位なので、筋肉痛を意識することは少ないが、いざ痛みを認識すると、かなり辛い。他の部位なら手で揉めるのだが、背中だけはどうにも出来ない。  次は上腕二頭筋に移るが、先に三角筋後部を二セット行う。前屈みになって二十一キロダンベル二つを持ち、腕を伸ばしたまま腕を横に広げる。  リアレイズ、またはデルトレイズという種目だが、不自然な格好なので十レップこなすだけで疲労度が強い。さらに十キロで十二レップ行い、終了。  なぜ三角筋後部を肩の日にやらないのかというと、背中のトレーニングで稼動する部分だからだ。私の中では三角筋後部は背中の一部となっている。ベンチプレスでもショルダープレスでも、三角筋後部はあまり使われない。  私は胸の日、背中の日、脚の日、と三つに分けたルーチンを行っているが、肩や腕などはそのオマケと考えている。小さな筋肉を疎かにする気はないが、大きな筋肉を鍛えるときにも使っているので、セットを始めるときには疲労してしまっている。逆に言うと、胸の日にリアレイズをやってしまうと、背中の日に充分なパワーが発揮できないという弊害が起こるわけだ。

マッチョでしょ【次ページ】 【前ページ】 【TOP】

▲初心者が筋肉をつけるウエイトトレーニングTOP