マッチョでしょ |
第三章 「脚とハムストリング、それにふくらはぎ」3−1私の三分割トレーニング最終日は「脚」。脚は人体においてもっとも大きな筋肉であり、筋力が最も強い部位だ。それだけに発揮されるエネルギーは強力で、レーニングも極めて苦しいものとなる。肉体的にはもちろん、精神的にも疲労が激しいので一日の合計セット数は最も少なくならざるを得ない。 前の二日間はストライプのパンツを履いてトレーニングに望んだが、脚の日は深緑一色のパンツを履く。なぜ、といってこれという特別のわけもないが、なんとなくそうなってしまった。今では、深緑のパンツを履くだけで「脚をやるぞ」というスイッチが入る。 脚は、私が最も苦戦した部位だった。腰のような弱点でこそなかったが、当初から巨大な壁が立ち塞がった。 |
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