▲初心者が筋肉をつけるウエイトトレーニングTOP

マッチョでしょ

第三章 「脚とハムストリング、それにふくらはぎ」3−3

 前置きが長かったが、つまり脚の日はレッグプレスから行う、ということ。  まず、背もたれのシートを一番下まで倒す。これにより、脚と体が「く」の字にならずに済む。まっすぐ垂直とまではいかないが、スクワットに近い体勢を無理なく作ることが出来る。  脚板の高さは、脚を曲げたボトムポジションで膝が脇の下に入るか入らないか程度。ただし、私の使っているレッグプレスマシンは、挙上時に大き目の遊びがあるのでこれを考慮する必要がある。非常に面倒だ。  スクワット以上に広い稼動域を確保したら、百四十キロで軽くウォーミングアップを十レップ行う。次は百八十キロで十レップのウォーミングアップ。既にこの時点で息が上がり、脚が痛んでいる。ストレッチをしながら息を整え、気合を入れる。  メインセットは二百二十キロで八レップ。全身を震わせながらのレップとなる。この世にこんな重いものが存在するのか? と思いながらの挙上。無呼吸にならないように気をつけようとするが、まったくの無駄骨だ。

マッチョでしょ【次ページ】 【前ページ】 【TOP】

▲初心者が筋肉をつけるウエイトトレーニングTOP