プロフィール
兵庫県・姫路市生まれ。
5才より、箏(こと)・三弦の手ほどきを受ける。
小・中・高校時代は様々な音楽や楽器に興味を持つ。
17才で故上木康江師(元東京芸術大学邦楽科教授)と出逢い進路を邦楽に定める。
その後東京芸術大学邦楽科(生田流箏曲専攻)に進み、同校を卒業。
卒業後は2年間同校邦楽研究室に非常勤講師として勤務。
その後は上木康江師の自宅稽古場の代稽古を勤める。
平成2年、上木康江師没後は故中井猛師に師事する。
平成6年、大阪文楽劇場で聴いた上方唄「文月」に感銘を受け、演奏者の故竹内駒香師(北新地芸妓)に弟子入り。以来、平成17年、駒香師が亡くなるまで、ほぼすべての東京公演(約150公演)の付き人を勤め、月に一度大阪の稽古場に通う。
その間にTV・ラジオ出演、海外公演などをこなす。
また昭和61年から青山学院中等部箏曲部を指導、東京、兵庫でお稽古場を開設、自身の門下生の育成にも努める。
現在、地歌・上方唄の研究、演奏に取組み、東京と関西を中心に演奏活動、教授活動を行う。
紫桐会・常任理事、宮城会、東京芸術大学同声会、会員。梨音会・主宰。