ボディビルトレーニング

ボディビルトレーニング

トレーニングとは、ボディビルに限らず色々な事柄について行います。
英語トレーニング、営業トレーニング、経営者トレーニング……スポーツ以外でも訓練することをトレーニングと言います。
ここで言うのは、ウェイトトレーニングによるトレーニング。つまりボディビルのことです。
ボディビルとは文字通り、身体を建設すること。肉体を強化するトレーニングそのものです。
ただし、ボディビルは、ジムでやるウェイトトレーニング、公園でのストリートワークアウトだけでなく、食事や休養までの概念を含みます。
つまり、実際にトレーニングしていない日も、寝ているだけの日でさえ、総括的にボディビルをやっていることになります。
ボディビルについて、詳しいウェイトトレーニングの方法や栄養については本サイトのコンテンツをご覧ください。

40代から、私は公園でのストリートワークアウトに切り替えて行っていますので、 いわゆるバーベル、ダンベルを持ち上げるような、ボディビルっぽい筋トレではありません。 もちろん、部屋でダンベルも使っていますがメインの筋トレではないです。



ボディビルとは何か?

次に「ボディビルとは何か」に迫ってみたいと思います。
なぜ、ボディビルをするのか。なぜ、ウェイトトレーニングをするのか?

ウェイトトレーニングを始めたばかりのころは、必ずしもボディビルを意識していないかもしれません。
身体を鍛える。トレーニングする。 筋肉が欲しい、がっちりした身体にしたい、あるいは痩せようとしているだけかもしれません。
ウェイトトレーニングといっても、それは肉体にとっては辛いことです。苦しいことです。 もちろん、ウェイトトレーニングをすれば、肉体だけでなく精神的にも疲弊します。 それが気分転換になり、ストレス発散にもなりますし、深い睡眠にもつながります。 なぜ、ウェイトトレーニングをするのか?
自分の中に理想の身体があるからです。
その身体に近づくためにはトレーニングが必要で、そのトレーニングがウェイトトレーニングです。 そして、ただウェイトトレーニングをしているだけでは不十分であることを知り、 ある人はフィジークや細マッチョに、ある人はボディビルダーになっていくわけです。
コンテストに出るのが目的でも、プールや海でマッチョボディを見せびらかすのが目的でもかまいません。 あるいは、子供の頃から病弱で、その反動でウェイトトレーニングを始めたのかもしれません。 マッチョな自分になるために。
はっきりいって、重いウェイトを持ち上げ、怪我の危険を冒し、ジムやプロテインに大金を払い、食事や睡眠、 生活に様々な規制を敷いてまでして、怪力を手に入れる必要などないはずです。
強くなりたいなら、キックボクシングを1~2ヶ月も練習すれば、普通の人相手だったら簡単にノックアウト出来ます(しちゃダメ)。 でも、見た目で強さをアピールできるのがボディビルの良さです。 そもそも理想の体型は、ウェイトトレーニングで作るしかないのです。 見た目だけでなく、触った感じもそうですが。。。
結局、ウェイトトレーニングにより、自分が求める自分に近づくことが出来るので、自尊心も上昇します。 計画を立て、目標をクリアしていくと、脳は快感物質を出します。すると、やめられません。 なので、ボディビルダーにはナルシシスト(ナルシストともいう)が多いのです。 ボディビルダーは脳まで筋肉だと思われがちですが、ちゃんと筋肉をトレーニングして発達させている人は、 非常に頭が柔軟で、頭の回転が速いです。 なぜならば計画性があり、実行力があるからです。 そして継続性も常人とはくらべものになりませんよね。
ウェイトトレーニングをすると、仕事や他のことにもいい効果が出ます。
そうでない人は、本当に、ちょっと頭が悪いだけです……。



フィジークやベストボディ

新しいトレーニング法の登場により、巨大な怪物ボディビルダーが増え、 あれは違う!と思った人が増えたのか? または、簡単にアナボリックステロイドが手に入るようになったからなのか? SNSの登場により、ちょっと筋トレして細マッチョになる人が増えたように見えます。 実際はどうなのか? 健康志向、見た目重視で細マッチョが露出されてきているだけで、 細マッチョの絶対数は、さほど増えてはいないように思えます。
ボディビル業界でも、細マッチョのジャンルが確立し、フィジークやベストボディなどの大会が登場しました。 昔のストロングマンよりも、スポーツ性の高いクロスフィットという運動中心のマッチョ競技なども生まれました。 男女が同じ競技をするという斬新な大会です(ただし使用重量などが違う)。
ボディビル大会で優勝できなかった人たちが、自分の居場所を探すかのように大挙してフィジークに流れたため、 結局はマッチョ大会になってしまい、細マッチョっぽくなくなってしまいました。
細マッチョの基準は難しく、逆に言えばちょっと筋トレしてマッチョになればよいのです。 割れた腹筋をSNSで披露すればよいので、わざわざ大会に出る必要もない。 アナボリックステロイドを使い、使用前、使用後の写真をSNSにアップする人も増えました。 若年層のアナボリックステロイド使用が急激に増えています。 40代以上でアナボリックステロイドを使うのは、男性更年期障害治療の意味もあり、正当化できますが、 10~20代となると、思慮が足りない(努力しないで結果を得ようとしている)といわざるを得ません。 どのみち、自己責任ですから、文句はありませんが。
筋トレがしたければ、家でも出来ますし、その方法はSNSにもあふれかえっています。 漫画ワンパンマンと同じ筋トレで細マッチョになった人も数多く存在します。 というより、細マッチョはプッシュアップで作るのが王道でしょう。
これは毎日プッシュアップ、腹筋、スクワットを100回ずつ、10Km走るというもの。 10km走るというのが一番難題で曲者ですが、効果はずばぬけて高いです。 ちなみにハーフというものもありです。それぞれ筋トレ50回と5km走る。
程度は違いますが、私の公園トレーニングも、これと内容に大差ありません。 3~5km程度ですが走ってもいます。 自分でアレンジすれば、バリエーションも効果も無限です。
自重筋トレでは、懸垂やディップ、カーフレイズを加えれば、もっと効果は高くなります。 24時間のジムで、ばっちりウエイトトレーニングもできるし、公園でストリートワークアウトも可能です。 今の世の中、筋トレしたければどんな方法でも出来てしまいます。 よほど痩せすぎの人でなければ、細マッチにもなれます。
2020年はコロナ過の影響で、ジムでのウエイトトレーニングも、しにくいです。 後は、自分に合った方法、頻度などで、どんどん筋トレしましょう。



ボディビルがしたい

ちょっとマニアックなスポーツであるボディビルですが、最高のボディを目指すのも、ひとつの夢でしょう。 ボディビルの大会に出ることを考えれば、大きな筋肉をつけなければならないし、減量も必要です。 さらに規定ポーズを覚えなければならないし、フリーポーズも作らなければなりません。 ポーズダウンという、ボディビルダー同士がポーズを取り合って戦うことも覚えなければなりません。 身体が大きいだけ、筋肉が多いだけではいけません。 ボディビルには、ボディビルの戦い方とルールがあります。
それなりのジムに通い、同じ目標を持ったトレーニングパートナーと切磋琢磨しながら、 経験豊富な先輩に教えを乞うような、昔ながらのトレーニングが最もボディビル大会出場の近道になるでしょう。 動画やサイトでの情報とは違った、生の情報交換はもちろんですが、ポージングは自己流では難しいからです。 ポージングにはどうしても指導者が必要です。 少なくても、ポーズを見てアドバイスしてくれる人が必要なのです。
とりあえず、ボディビル雑誌や専門書を読み、スポーツクラブでトレーニングを積んでいけば結果は出ます。 いきなり筋肉バリバリのジムに行かなくても、大丈夫です。 出てきた結果により、自分にボディビルの才能があるかどうかが分かります。
方法はともかく、10~20kgの筋肉をつけることが出来たら、大会出場を考える、といったところでしょう。 20kgの筋肉を3年でつけられたのなら、あなたにはボディビルの才能があります。 しかし、5年トレーニングしても10kgしか増えなかったのなら、あきらめた方がいいです。 出場は出来ますが、ボディビルで1位にはなれません。 それでも、しっかり痩せれば、細マッチョになれますし、一般人よりマッチョです。



ボディビルと生活

ジムのトレーナーをしながら、趣味でボディビルをやっている人はいても、 プロのボディビルダーは、日本では皆無ですので、通常は普通の会社員であることが多いはずです。 会社員だと、仕事の関係でトレーニングが思うようにできない、仕事の精神的負担が大きくてそれどころではない、 といったトラブルも多いでしょう。
会社勤めをしながら、特殊な食事(鶏肉ばかり)やプロテインシェイクなどを採っていては、奇異に見られます。 大会前の減量中など、かなりシビアな状態ですので、仕事も手につかないこともあります。 友人と遊ぶことも、恋人とデートする事も難しいかもしれません。 なにしろ、普通に美味しいレストランに行くことさえ、容易ではありませんから。
ジムが増えたせいか、昔よりもマッチョな人は増えたように思います。 私にはマッチョセンサーがあるので、マッチョが多く見えるだけかもしれません。 かなりマッチョな感じの人を街で見かけますが、残念ながら普通の格好ではありません。 腕がパンパンなワイシャツだったり、短パンで脚がゴリゴリだったり、あれでは仕事に差し支えそうです。 というか、、、格好悪いです。。。 筋肉を見せたい気持ちはよく分かりますが、女子がドン引きします。 脳みそも筋肉っぽく見えます。
その点、+10kg筋肉程度の細マッチョなら、スーツを着て隠せます。 細マッチョは、痩せてないとダメですが、腕まくりしたワイシャツで肩幅があり、ウエストが細い。 往来でシックスパックは出せませんが、タイトな服が似合いますのでスタイリッシュです。 細マッチョは女性ウケも圧倒的にいいです。



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