ソロキャンプ用テントの考察
まずはワンタッチテントでソロキャンプ
まず、ソロキャンプしようと思いつき、手に入れたのが、このドッペンギャンガーワンタッチテントです。
テントはとにかく設営が面倒なので、ワンタッチを選びましたが、これは正解でした。
夜でも簡単に設営できるし、風が強くてもOK。
撤収も簡単なので、気軽にキャンプしよう、という気にさせてくれます。ソロキャンプにお勧めです。
大きさはギリギリ2人用ですが、大人2人は、やめた方がいいです。子供と2人でも狭い。
ひとりなら、何の問題もないです。荷物を全部、テント内に入れられます。
問題は、インナーテントが半分網なので、冬はキツ過ぎること。寒くて無理。
よくもまあ、こんなテントで真冬にソロキャンプデビューしたものです。
それとワンタッチテントの宿命ですが、収納時がデカい。
普通のバイクなら厳しいでしょうが、私は原付ソロキャンプなので、足元に立てて運んでいます。
なので、もっと大きなテントやタープでも、なんとかいけるのです。
後になっていろいろなテントを見てみましたが、フライとインナーがまともにあって一発ワンタッチテントは
このテントだけでした。ネット上でも非常に評価がよいです。
でも、なぜか、もう売っていない。
さすがに50泊以上使っていると、よれよれになってきますが、機能的にはまったく問題ないです。
バンドックのテントを買って気づいたのですが、テントの四隅に打つペグの位置ですが、なぜか紐がない。
プラスチックの板があり、丸い穴があるので、何も考えずにそこにペグを打っていました。
紐を通す穴があるのに、バンドックにはあって、ドッペルギャンガーには紐だけがない。
しかも、見た目は全く同じ仕様に見えます。というか、同じです。
よく考えたら、コールマンも紐だったよな~。このプラスティックの穴には、丸くて細いペグしか絶対に打てません。
この穴は、バンドックの場合、前室のバーを差し込む部分なのです。
バンドックのテントには紐があるので、恐らくドッペルギャンガーの不具合だと思います。
ペグの部分も、ワンタッチ機構も、ワンタッチの紐まで、両テントは全く同じです。
…と、思い、販売ページの写真を確認すると…やっぱりあった! 紐があるじゃん!
ショック、不良品だった。。。テントの四隅とも紐がないので、逆に気づかなかっただけか。。。ひどい
…これにより、評価は一気に下がります。
ソロキャンプに向いたテントとは
ドッペルギャンガー(D)テントで、くそ寒い冬を乗り切ったものの、次の冬はもっと快適に過ごしたい。
との切実な思いから、夏だというのに、ネットサイトでテントを探しまくりました。
4シーズンOKのものや、登山用、雪山用、ティピーなど、色々とありますが一長一短です。
ワンタッチでなければ、いくらでも安くていいテントはあるのですが、やはり設営が面倒くさい。
でもワンタッチは嵩張るし、高性能は望めない。
3.6×3.6のブルーシートもあるので、テントに被せることを考えていました。
2.6×2.6は、Dをすっぽり被せて使え、ある程度、寒さもしのげました。
ポンチョを被せるという手もあります。
実際、ソロキャンプって時間がたくさんあるわけで、けっこう暇なんですよね。
もちろん、それがいいのですが、テントが狭いとキツいのです。
寝るだけならいいのでしょうが、やはりある程度の大きさと高さが欲しい。
出来れば、大きな土間(前室)も欲しい。
それでいて、原チャリで運べる、ある程度のコンパクトさが必要です。
結局、Dを工夫して使うか~、ということになったのですが。。。
やっぱりソロキャンプはワンタッチテント
なんとなくネットを見ていたら、在庫一掃セールで激安だったので、つい。。。
といっても、たっぷり2日間悩んだけど。
そして、ソロキャンプ用テント2代目が、このバンドックワンタッチテントです。
3人用のワンタッチテントです。
インナーだけがワンタッチで、上の部分が少しメッシュで、入り口がメッシュと普通の二重構造です。
土間が広いので、ひとりなら、椅子に座って料理できます。荷物もかなり置ける。
ひとりで使うには持て余し気味ですが、メッシュ部分が少ない分、寒いときにも少しだけ安心。
ただ、耐水圧が1000mmしかないので、雨の時はシートを被せるなどの工夫が必要です。
実際の設営はこちら。
とりあえず、初の使用では、一時間程度の弱い雨でも問題はなかったです。
ポンチョを被せていたのもあるけど。
朝はフライシートが外も中も結露でびっしょりだったので、後で干しました。
インナーの設営時間がワンタッチなので、一瞬で済みますが、せいぜい5分程度の短縮にしかならないですね。
あとはフライシート被せて縄張って、、、などとやっていると、結構、時間がかかります。
ただ、私は河原にしか設営しないので、石がゴツゴツなので、ペグ打ちに時間がかかりますが、
地面が土の場合はかなり時間が短縮できると思います。
問題はやはり嵩張ること。デカいです。
それはそれとしても、ワンタッチ機構のインナーが大きすぎて、フライシートがバッグに入らない。
もう、あきらめて、別のバッグにフライシートを入れることにしました。
簡単設営のためのワンタッチ機構が、あまりにも嵩張るというのが欠点です。
登山で使えるテント
ソロキャンプしているうちに登山がメインになりつつあります。
登山用テントは開発費が嵩んでしまうためか、安くないのですが、シェルターもどきを発見しました。
収納時はDのテントの3分の1(ストック含まず)、設営後は1.2倍くらい(フライ)ある。
河原などの麓にテントを設営し、徒歩又は原付で登山口まで移動して、登山するのもいいのですが、
リュックにテントをもって山に登り、テントに一泊するのもいいでしょう。
そもそも冬は寒いので、装備が多くなってしまい、担げませんので夏限定の登山テントです。
そして夏は、インナーがないと蚊に刺されますので、ポンチョテントはダメです。
そこで、トレッキングポールを使い、設営できる、超軽量テントを見つけました。
トレッキングポールも買わないといけないので、そこそこの出費になりますが、非常に軽いのは魅力。
インナーは非常に狭いので居住性は期待できませんが、このテントはとにかく軽く、網なので安心です。
あとはマットと、アルコールストーブやキャンティーンがあれば、なんとかなりそうです。
夏は寝袋代わりにウィンドブレーカーでもなんとかなるでしょう(平地の場合)。
ポールの付属しないテントですが、トレッキングポール2本を使い、設営できます。
フライ、網のインナー、ペグも全部入れて1kgありません。非常に小さいです。
テントに必要なポール2本もゲット。L字型は使えないので一直線タイプです。
しかし、実際の使い方は違います。
私のキャンプは、自動車ではなく原付なので、荷物を山盛りの状態で駐輪したまま登山するのは、盗まれないか心配なのです。
特にワンタッチテントは大きいので、持って行かれたり悪戯されたら大変です。
それが嫌なので、登山する前に設営しておりますが、原付に装備がすべて搭載できれば問題ないわけです。
登山口に原付を停め、下山後に幕営地まで移動して、それから幕営すればベストです。
下山してから、どこに行くか考えればいいのですから。設営自体は簡単で疲れないし。
そのために軽装備が必要だったわけです。特に夏は装備が軽くなります。
東丹沢(宮ヶ瀬湖周辺)は家から近いのですが、夏場はヤマビルだらけですので、
6~10月の登山は奥多摩方面(相模湖)を中心に考えています。
しかし、奥多摩方面は家から遠いのがネックです。また、手ごろな幕営地も、小倉橋くらいしか知りません。
有料のキャンプ場ならばいくらでもありますが、私は野営を旨とするので信念に反します(意味不明)。
まあ、相模湖周辺で登山し、宮ヶ瀬湖方面(半原)に移動して幕営という手もあります。
結構近いですし、土地勘があるのは嬉しい。
そういった自由度を得るためにも、装備は全部、原付に搭載したままがベストです。
最悪、幕営せず、そのまま家に帰るということも可能ですし。
どちらにしろ、夏限定の軽装備を考案しつつ、山中で幕営などもやってみたいものです。