健康についての考察

健康について考える


人類は平均年齢が上がり続け、ついに90歳くらいになってきましたが、 健康寿命は72~74歳そこそこです。 逆に言えば、平均で10年以上も不健康(要支援、要介護)に暮らす、という事です。 中には寝たきりの苦しい生活を何年も続ける人もいることでしょう。
もちろん、一番いいのは死ぬまで元気で、苦しまずにぽっくり死亡です。 誰だってそれを望みます。
無理やり寿命を延ばされたおかげで、本人は望んでいないのに介護されるという 最悪の状態で生きながらえなければなりません。 本人が早く死にたいと思っても、法的には願いはかなえられません。 かといって、たいがいは自死する勇気もありません。 安楽死の問題です。 尊厳ある死など、今の日本では考えられません。
事故ではもちろん、病気で早死にする人もいますが、 たいがいは何がしかの病気と共に数十年にわたり、不愉快な思いで生き続けることになります。 往々にして、年々、飲む薬が増え続けます。



健康になろう


政府は運動不足解消をうったえ、運動を奨励しています。 とはいえ実は、財政を圧迫しまくっている、医療費を減らすためです。 ダイエットが流行っているのも、政府の策略なのでしょうか? 生活習慣病、かつては成人病と呼ばれた疾病に、誰もならなければ、 医療費はもっともっと抑えられます。
国民の大多数が食い過ぎと運動不足で健康を損ね、 そのまま死ねばいいものを皆で医療保険を使うので長生きなのです。 本当は、早死にしてほしいのでしょうが、政府はそうもいえず、運動をさせようとしています。 やたらと食事や運動の指導を前面に出しますが、そもそも巷では安くておいしく、 身体に悪い食い物が蔓延していて不可能です。 早く死ねば、年金給付も減り、余計な老齢人口も減り、将来の不安が消え、若者も結婚するようになるでしょう。 今の日本では、将来に希望はなく、子孫を残そうとも思えないのがあたりまえ。
健康についての誤情報も多い。 例えば、休肝日というのも肝臓を休ませる日が必要だからという、もっともらしい解釈が一般的ですが、 あくまで週あたりのアルコール摂取量の話なのです。 一度にたくさん飲んではいけない、飲まない日を作る、という意味ではないのです。 休肝日をもうければ、週当たりの酒量も減るでしょう、という話から出てきただけです。 そもそも国民に酒をたくさん飲ませて税金が欲しいはずですし。
ナトリウムの摂取量にも嘘があります。 健康のため塩を控えめにという、あれです。 WHOでは一日5g摂取を推奨しています。 厚労省も10gです。 しかし、長生きの人間を調べると、実際は平均12gでした。 そして日本人の平均は、まさに12gです。 5gが長生きという調査結果もありません。 美味しくない食事が確実な、塩分5gにする理由が分かりません。 もっとも、運動しない人は、塩分を減らすべきでしょう。
運動している人は元気なのは確かですが、長生きとは限りません。 いろんな人がいますし、逆にやり過ぎで死ぬ人もいます。 運動していても、がんで死ぬ人もいます。 尋常でない量の薬物のせいではありますが、プロボディビルダーは早死にが多いです。
ただ、週3回以上筋トレしている人は、がんで死ぬ確率が31%低くなり、全死因も23%低い。 あきらかに、運動は重要です。これは間違いない。 運動すればホルモンの分泌も促されるし、マイオカインだって出る。 筋肉の衰えは老化そのものであるから、筋肉を減らさなければ健康に暮らせる確率も高い。
運動することは、将来の自分の姿を考えれば、やらねばならぬことなのです。



健康寿命


自分の足で歩く。 老人でなければ、当たり前のことですが、それが出来ない人は健康ではない。 もちろん、怪我や障害で歩けない場合もあるので、歩けない人全員が健康でないとは言い切れませんが。 実際に、まず歩けないと、運動も難しいわけですから、健康寿命は望めません。 歩けないのに、バリバリに健康です、という人がいれば別ですが。
健康寿命とは、普通に暮らしている状態がつづいていることです。 普通に暮らせなくなったら、健康寿命の終焉、つまりそれが健康寿命の事です。 まあ、主に高齢者で、となりますが、若くして寿命を迎える人もいます。 杖をついていないと歩けない人だと、すでに健康寿命とは言えないかもしれませんが、 それでも毎日1時間ウォーキングしているような人ならば、健康といえるでしょう。
頻尿くらいでは健康寿命とは関連しないでしょうが、 ひとりでバスや電車に乗れないのは、健康とは言えないでしょう。 線引きは難しいですが、ひとりで出来ないことがあったら、健康寿命は終わりでしょう。 回復の見込みがない場合の話です。治るのなら大丈夫。
そこから寿命まで10年以上の不健康生活が始まります。 決して良くなることはないでしょうから、健康状態は悪化する一方になります。



筋肉を増やして健康に


人間は加齢とともに、筋肉が減り、脂肪が増えます。 一億総運動不足のせいもあって、最初から太りすぎてて分かりにくいのですが、 筋肉減、脂肪増は、サルコペニアという現象で、加齢、つまり老化を意味します。
誰でも老化するのだからどうにもならないと思うのは早計です。 アンチエイジングでもちゃんとやれば顔の更け方だって全く変わってきます。 毎日適度な運動をし、筋肉を減らさないようにし、 太らないように食事を気を付ければ、元気にパワフルに暮らせます。 もちろん健康寿命も延びます。 最も、これができないから国民の大多数が運動不足になるし、太るのですが。
40代以降は、並大抵の筋トレでは筋肉も増えないので、メインは筋肉の維持になります。 それにしてもそれまでずっと運動不足であれば、筋トレで筋肉をつけましょう。 特に脚の筋肉、下腿の筋肉は重要です。 脚の筋肉は、運動しないとどんどん退化し、いずれ歩けなくなります。 それどころか椅子やベッドから立ち上がることすらできなくなります。
そして、腰も重要です。腰痛経験者は知っていますね。 腰痛になれば、ベッドから起き上がれません。 腰痛になったら歩くことはもちろん、何をするにも困難です。 これを防ぐには減量はもちろん、筋肉をつけて、運動するしかないのです。 私も減量して筋肉をつけて、腰痛をなくしました。 以前は年に何度か腰痛になりましたが、今はなりません。 実際はちょっと腰が痛くなることもあるのですが、半日で治ってしまいます。 さすがにキックボクシングの練習はキツいですから。。。 こういった健康の維持は、本当にモチベーションの継続が難しいです。
私の経験上、筋トレの中でも特にジャンプスクワットが最適であり、これで下半身は完璧です。 腕立て伏せや腹筋も重要な筋トレですが、脚の筋トレが最重要です。 さらに全体的な肉体メンテナンスとして、ウォーキングが大事です。 ウォーキングは減量にも有効であり、適正体重維持にもかかせません。 もちろん、ランニングやジョギングができるのであれば、それでかまいません。 人間は、歩かなくなったら、歩けなくなります。 人間は歩くと頭が冴えてきます。 「ツイてる、ツイてる」と言いながら、歩きましょう。 あなたはツイてます。きっといいことがあるでしょう。
40代はまだ、キツイ運動も可能ですが、年々徐々に無理な運動は控えるようにします。 怪我すると、運動できなくなります。 走るにしてもペースを落とすことも大事だし、ウォーキングに移行するのも大事です。 ジャンプスクワットもできるだけ続けるべきですが、 70代になって続けられるかというと疑問ですので、普通のスクワットにします。 それでも何回かはジャンプした方がいいでしょう。 ジャンプして着地すると骨に刺激がかかるので、骨粗鬆症になりにくくなります。
40代になったら、徐々に今後のことを踏まえ、運動を習慣化しないと、 悲惨な老後が待っています。 もちろん週末だけでなく、平日も運動が必要です。 といっても、通勤で歩く程度で充分です。 50歳になった時、太っていて運動不足だったら、もう運動する気になんかなれません。 50代はいろいろと病気も発覚するころであり、やる気も出ないのに、 いまさら運動するわけがありませんから。

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筋肉が多いと病気にならない


なぜ筋肉をつける必要があるのか? 老化に逆らうため? 長生きするため? 健康寿命を得るため? はい、全部、正解です。
脂肪が少なく、筋肉が多いと、病気になりにくいのはあたりまえです。 どう考えても健康体でしょう。 よほどの天邪鬼でない限り、国民全員が欲しい身体です。 一方、脂肪が多く、筋肉が少ないのは、もっともひどい状態で、病気になりやすい。 ある意味、すでに病気ともいえる状態です。。。
しかし、筋肉が多くて脂肪が多い人、つまりデブの方が、 筋肉が少なくて脂肪も少ない、つまりガリガリの人よりも、 健康で病気が少ないことが分かっています。 もっとも、デブにも限度はあるので、せいぜい100kgくらいまででしょう。 そもそも太ってていいという意味ではありません。
つまり、筋肉を増やすことが、または筋肉を減らさないことが、 健康で病気にならない、なりにくい生き方になります。 なので、運動不足の人、太っている人は、筋トレをして筋肉を増やしてからダイエットした方が効率的です。 もっとも、運動すれば痩せるだろうし、食事も見直すだろうから体重は減るでしょうけど。
結局、正しい食事と適度な運動をすると、病気になりにくい健康体に近づくわけです。 筋肉が増え、脂肪が減ることで、人間は本来の健康を維持できるわけです。 もともと人類は、獲物を走って追いかける生き物だったのですから、運動しないとダメなのです。
こういった取り組み(運動、食事制限)は、始めるのは早い方がいいのはもちろんです。 遅いからダメということはないので、60~70代の方でも始められれば効果はあります。 80代でも筋トレで筋肉が増えることは実験でも立証済みです。 しかし、ストレスは万病のもとであるので、早いうち、若いうちに運動を習慣化すべきでしょう。 ストレス軽減に運動は不可欠です。
癌も一つの細胞から、ある程度の大きさになるまで10年以上かかります。 つまり、10年前に運動していてストレスを抑え、免疫力を上げておけば、 癌は根絶出来ていたのかもしれないのです。 それに50歳までだらだらゴロゴロしている人生で、いきなり運動しようなんて、なりませんよね。 それこそ、医者に「このままだと5年で死ぬよ!」とでも言われなければ何も変えないでしょう。 言われても変えない人のが多いだろうし。



時間感覚の違い


毎日ゴロゴロしていたら、あっという間に一日が終わります。 今日は一日、何をしていたのか、なんて思い出せません。 なんか、ユーチューブ見てウトウトしてたら、一日が終わってた。 冬場はコタツで寝たりして、幸せなひとときですが。。。 それも息抜きなのでしょうが。
しかし、食事、洗濯、掃除にアイロン、庭掃除、筋トレにランニング、と 午前中に全部やってしまうような人間は、時間感覚が違います。(私です) じっとしている時間もほとんどありません。 さらに、昼食後に昼寝してから、格闘技の練習に行ったりします。 ウトウトとかでは、時間がもったいないのです。 そんなことするくらいなら、バッチリ昼寝する。 これで疲れもとれ、眠気もスッキリ、テストステロンも復活です。
どうやって調べたのかは忘れましたが、45歳は、25歳のときの半分の時間感覚らしいです。 つまり、45歳の24時間は、25歳の時の48時間に相当するわけです。 いくらなんでも、そんなには変わらないだろう、とは思いますが。
確かに、小学生の頃は一日が長かった。一日にいろんな事が出来ました。 子供の頃は一年もやたら長かったのを覚えています。 なかなか夏休みが来ない、来たら来たでなかなか終わらない。 クリスマス、正月がぜんぜん来なかった。
年齢を重ねると、やたらと疲れも出ます。 日に日に疲れがたまり、疲労が溜まっていきます。 それを年のせいにするのか、しないのかは人にもよるでしょう。 時間が短く感じるということは、一日に出来る事柄も少なくなるでしょう。 運動していなくても、家事だけで疲れて動けなくもなるでしょう。 ダルくもなる。
そもそも平日の勤務で疲れ果てていて、疲れをいやすために週末は一日中寝てる場合さえあります。 男性の場合、40代以降は テストステロン の分泌低下もあります。 脂肪が多いと、テストステロンがアロマ化してしまうというのもあります。 もっともこれはテストステロンの補充療法で解決できます。 女性にも更年期障害がありますが、これはかなり不調になります。
しかし、年齢による様々な不都合も確かにありますが、 自分でコントロールできることもたくさんあるのです。 食事制限をして減量し、運動で筋肉が増え、ランニングでスタミナがつくと、人生が変わります。 エネルギーがみなぎり、動き、行動が早くなります。 頭の回転が速くなり、仕事が早くなります。 正しい食事は、身体はもちろん、脳や精神さえも向上させます。



お菓子とジュースを止める


適度に運動して、食い過ぎなければ、健康に暮らせますし、病気になる確率も激減します。 もちろん、それでも病気になる人もいるし、事故で死ぬかもしれない。 とりあえず、喫煙や飲酒を止めるのがいいでしょう。 タバコはともかく、飲酒は完全に止めなくても、月に2回程度とか、つきあいで飲むこともあります。
問題は、毎日の余計な食べ物です。 積もり積もって体に悪いものが蓄積します。 食べ方も問題で、朝飯を抜くとか、昼飯がカップラーメンなどは論外です。 しかし、カップラーメンは栄養もない代わりに、それほど太りません。 ただ、カップラーメンの汁はすさまじい塩分ですので、飲んではいけません。 食事はバランスよく食べないといけませんが、太る原因は他にあります。
そうです。 お菓子とジュースです。まずは飲料から。 コーラやサイダーなどは砂糖がどっさり入った飲料ですので、これを止めるだけでも違います。 砂糖の入っていないコーヒーや緑茶などに替えていけば、いいでしょう。 金額的なことも考えると、清涼飲料水は飲まないに越したことはありません。 人工甘味料のカロリーオフ製品もありますが、そえはそれで健康に良くないです。 最終的には水にするのがベストでしょう。
次に安くておいしいお菓子。。。 砂糖の多いものは飲料と同じです。 止めないと生活習慣病にぐんぐん近づきます。 そもそも精製された砂糖はすごく体に悪い。 食べると脳から麻薬が出るので中毒性もある。 せめて黒糖にすべきです。 砂糖を取ると血糖値が一気に上がり、次にインシュリンの影響で血糖値が下がり、腹が減る。 血糖値の制御で、膵臓もダメージを負いますので、今すぐやめるべきです。 もちろん砂糖どっさりはカロリーも高いので、太ります。
次にスナック菓子です。 これは純粋にカロリーと塩分の問題です。 塩分がかなり健康に悪いのですが、運動をしている人はまだましです。 発汗でミネラルを消費しているので。 とはいえ、スナック菓子に入っている塩分は非常に多いので、3食の他に摂取すると取り過ぎになります。
それとスナック菓子を食べるときに何を飲んでいますか? まさか、水という事はないでしょう? スナック菓子にコーラ、またはビールとか、もう最悪ですね。 もちろん、食べ過ぎないレベルで週に1回くらいはあってもいいでしょうけど、 それでも運動しないと太ります。
ボディビルをするにあたり、スナック菓子を食べなくなって数十年が経ちます。 それまでは馬鹿食いしてました。 その後、数年前にプリングルスを食っていましたが、今は食べていません。 ポテチは、食べてもおいしく感じません。 そもそも減量後はラーメンも、ご飯も、そばもおいしくないので、食いたいと思いません。
今、私が食べている間食は、無塩のナッツや煮干しくらいです。 レーズンもよく食べていましたが、甘過ぎるのでやめました。 大丈夫とはわかっていますが、血糖値が心配で。 ナッツもレーズンも食物繊維が多く、カロリーのわりに太らない食べ物です。
それでも週末だけですが、バームクーヘンやピーナッツなど、買い食いします。 別においしくないのに、おかしいですね。 外食もするし、ハイボールなんかも飲みます。 その分、平日の食事制限がきついので、太ることはありません。
ミットネスの後に、牛丼も食べます。 3時間運動の後ですので、さすがに腹が減ってしまう。 数年ぶりに食った牛丼は、うまかったけど、3回目でもう慣れました。 安いから食べているだけです。



運動の病気予防効果


筋トレをして筋肉を増やし、加齢とともに筋肉維持に推移。 ジョギング・ウォーキングなどの運動を毎日する。 食事を制限し、決して太らない。痩せた状態を常に維持。 お菓子もお酒もほどほどに、タバコはダメ。 ストレスをためない(これは難しいか?) 充分な睡眠。しかも、22時には寝る。
これをすれば、病気になりにくく、加齢を遅らせられます。 最近、お酒の量が増え気味なので、肝臓が心配になり、調べました。 酒を飲み過ぎると、肝臓でアルコールの分解にエネルギーを使ってしまい、 血液中の中性脂肪を分解できず、肝臓にたまってしまう、脂肪肝になる。 とのことですが、余計なカロリーを採らず、運動していれば、そもそも血液中に中性脂肪がない。 内臓脂肪もない。
炭水化物もグリコーゲンに変換され、体脂肪に蓄積されますが、 そもそも炭水化物を採っていなければ関係ないのです。 つまり、運動、食事制限があれば、肝臓は大丈夫という事です。 確かに、アレルギーの薬を10年以上飲み続けても、ガンにはなりませんものね。 アルコール、毒、薬は、薬物ですから同じです。 病気になるのは食い過ぎ、運動不足が原因なのです。
筋トレをすれば、マイオカインも出るし、テストステロンもでる。 加齢とともに増加する慢性炎症のために筋肉は分解が進みますが、筋トレすれば合成が増えます。 つまり、筋トレすれば筋肉が増えるので、筋肉減少をある程度防げます。 しかし、筋肉の減少を止めているわけではありません。
そこで、毎日ジョギングすれば、慢性炎症の炎症性サイトカインを抑えられる。 有酸素運動をすれば、筋肉の分解を抑えられるわけです。
運動して体温が上がれば、免疫系が活発になる。 脚を動かすと、脳細胞も活性化するので、痴ほう症にもなりにくい。
週1回以上筋トレすると、ガン死亡率が32%減り、他の病気での死亡率も23%減る。 7年程度の追跡調査ですから、もっと長い期間で考えれば、さらに大きな効果があるでしょう。 筋トレを週3回、毎日ジョギングしていれば、もっともっと効果は高いはずです。 少なくても、健康寿命はぐんと長くなるでしょう。
パーキンソン病についても調べました。 原因は不明ですが、やはり運動をしている人は発症しにくいのです。 ガン細胞だって、毎日、我々の体の中で作られていますが、免疫細胞が食っているわけです。 健康ならば、免疫力も高いのです。
やりすぎはいけませんが、毎日運動して、太らない生活がベストなわけです。 しかも、筋トレと有酸素運動、両方をやり、よく寝る事。とにかく肥満は禁止です。
慢性炎症により筋肉が減り、運動不足で脂肪が増えることが老化(サルコペニア)ともいえます。 加齢はだれにも止められませんが、速度を抑えることは出来ます。 慢性炎症の原因の一つが内臓脂肪の増加です。つまり運動不足、食べ過ぎ、肥満です。
人間は長距離を走るために進化した生物であり、肉と脂肪をエネルギーにして生きてきました。 定住して農耕しだしたのは、せいぜい数千年前であり、何百万年もの間、狩猟採集生活を送っていたのです。 だから、運動不足では生きられないし、農耕でえた炭水化物では太ってしまうのです。 だからこそ、運動不足と肥満は、人間に万病をもたらしてしまうのです。
今の人間には、暴飲暴食しても、運動不足でもへっちゃらになるのが進化なのでしょうが、 何十万年かかるかもわかりません。 なので、我々は、食事を制限し、運動し続けるしか道がないのです。



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