テストステロン製剤

テストステロン製剤

テストステロンは男性ホルモンのなかでも最も重要なアナボリックホルモンです。 筋トレをしている人ならば、男女にかかわらず、必ず一度は聞いたことがあるホルモン、 それがテストステロンです。 なぜかといえば、筋肉増強には、テストステロンが大きくかかわっているからです。 よくも悪くも今では、テストステロン製剤が簡単に手に入る世の中になりました。 常に誤解されがちなテストステロンについて、分かりやすくまとめてみました。



テストステロンの使用

ジェルタイプの経皮テストステロン製剤( セルノスジェル )を使用し始めて、はや4ヶ月(の時点)。 使用量が少ない事もあり、筋肉の張りはいいのだけれど、効果はイマイチ分からない。 ただ、テストステロンの使用と、ほぼ同時に始めた脚のトレーニングは順調で、脚がかなりマッチョになりました。 高重量のスクワットとは違い、無駄な脂肪がなく、固く瞬発力のある脚(カモシカのような?)になりました。 でも上半身が変わらないなあ。。。 そこで、経口テストステロン製剤( テストヒール )も購入・使用しましたので、レビューしてみたいと思います。



テストステロンの肝臓への負担

テストステロンは血液に溶け込み、体中をめぐって効果を発揮するわけですが、 経口の場合は、先に肝臓で代謝されてしまいますので、効果があまり期待できません。 有名なテストステロン(エステル、エナンセート)は、筋肉注射(医師)でじわじわ溶け出すものです。
そこで、経口テストステロン薬は、肝臓での代謝を阻害する加工(キレート)がされているわけですが、 例えばメチルテストステロン(プリズマホルモン錠)がそれです。 こういったテストステロン製剤は、長期で使用することによって肝臓にダメージを与えてしまいます。 海外の経口テストステロン薬の口コミ等を見る限り、健康診断でひっかかるレベルのようです。 もちろん使用量も関係するので、個人差がありますし、使用を中止すれば数ヶ月で肝臓の値は元に戻ります。 そして、肝臓をケアする薬も存在しています。
それに比べ、経皮のテストステロン(セルノスジェル、プリズマホルモン軟膏)は、 皮膚から浸透して、血管にそのまま吸収されるので、肝臓にノーダメージとなります。 ただし、テストステロンは11~90分で半減してしまいますので、コマメに皮膚に塗らないと効果が期待できません。 ちなみに筋肉増強剤であるアナボリックステロイドは、この半減期を遅らせるように作られています。
私の場合は、セルノスジェルを朝、昼、夕に陰嚢に塗り、その他、1時間ごとに脇の下や顎の下に塗っています。 それでも1日に塗れる量は、せいぜい25mg程度ですので、効果はたかが知れています。 むりやり胸や肩、肘の裏、胸元、膝の裏に塗って誤魔化していますが、効いてる感じがしない。 ちなみに塗っている場所は、経皮吸収力の高い場所、および汗腺が多い(やたら汗ばむ)場所。
同じ場所に何度も塗るのはいかがなものかとも思うし、25mgでは絶対量が少ないので、効果も限定的です。 ちなみに本来の使い方は、毎日、肩や腹にセルノスジェル1袋50mgを、まるごと塗り、 1日を通してゆるやかに吸収されるものらしい。(汗かいたらどうすんねん?)
とはいえ、肝臓への負担は避けたいので、代謝されにくいようにキレート加工されている アナボリックステロイドなどの経口薬は使う気はなかったのですが、 ウンデカン酸テストステロン製剤は、肝臓で吸収されるのではなく、 小腸で吸収され、リンパから血管に流れていく経路ですので、肝臓負担が(あまり)ありません。 しかも女性化乳房などの弊害を起こす、アロマ化もされないようです。
そこで、ウンデカン酸テストステロン製剤であるテストヒールを使うことにしました。 もとはアンドリオールというテストステロン薬ですが、テストヒールはジェネリックになります。 他に セルノス (塗り薬と同じ名前)のジェネリックの飲み薬もあります。
今回はセルノス40mgより値段が安い、テストヒール40mgをチョイス。 塗り薬とダブルでセルノスでもよかったのですが、ちょっとでも安い方で。 アンドリオールは有名な薬なので口コミが多く(なんと400件)、参考になります。 テストヒール、セルノスも口コミはかなり多く、肯定的意見が多い。
テストヒールは、小腸で吸収できるように油に溶かしていますので、食事とともに取らないと吸収できないようです。 (一度、間違って噛んでしまって、薬剤が破裂しました。味はありません) 脂肪分の多い欧米食ならいいのですが、日本食は脂っこくなく、小腸吸収に向かないため未承認のようです。 とりあえず私は、魚油のDHAやセサミン、ココナツオイルのサプリと共に朝食時にとるようにします。 油分たっぷりのカプセル同士なので、相性はいいはず。 その後、ケトジェニックダイエット中は、ココナツオイル自体を食べています。
ある実験でもアンドリオールを毎日80mg(テストヒール2錠分に相当)を1年間続けて摂取しているので、 この手の薬にしては、副作用はかなり限定的です(事実上副作用ナシ)。 なししろ、一日の使用量の2倍で1年ですから。 この実験での効果は、徐脂肪体重が+1kgのみ。トレーニングなし。 筋肉が増えるんですね。しかも、被験者は高齢者です。 副作用がなく、初心者でも安心なアナボリックステロイド、というふれ込みです。
使い方としては、テストヒールを朝食と共に1錠を飲み、経皮のセルノスジェルは今まで通り使います。 これで結果的に、40+25で1日に65mg程度のテストステロンが補充出来ます。 ただし、効率よく、テストステロン全部が吸収されたとして、の話です。
いくつかの実験で、週500mg以上のアナボリックステロイド(テストステロンエナンセート等)でないと 筋肉増量には充分な効果が出ないことが分かっていますので、 テストステロン製剤も、70~100mg/日は取らないといけない計算です。
様子を見て、2錠(80mg)を、1日に2回に分けて飲むべきでしょう。 その場合は昼にも1錠飲みますが、テストヒールだけで費用が1ヶ月4000円以上となり、 一気にコスパが悪くなります。
前述の口コミでは、毎日2錠以上摂取している人が多いです。



経口テストステロン製剤の効果

セルノスジェルを体に塗ると、独特のボーっとした感じと動悸(心臓ドクドク)がすぐに出るのですが、 テストヒールを飲むと、数分後に同じ現象が起こりますので、 テストステロンが吸収されて血管内を循環しているのは間違いありません。
※あくまで個人的感想です(以下同様)。
しかも、経口のテストヒールは、セルノスジェルを陰嚢にたっぷり塗った時と同等かそれ以上の効きに感じ、 それが3時間以上続きます。 セルノスジェルの場合はスポット的に効いている感覚で、数分で収まりますが、テストヒールは持続的に効いている感じです。 ちなみにDHEAは、使用感が全くありません。
テストヒールの使用を開始して以来、持続的にテストステロンが供給されているのか、 筋トレ時の腕、胸、肩、脚など、筋肉の張りが良いです。
トレーニングに対する筋肉の反応も良く、気持ちよくパンプします。 自分には、テストヒールは相性がいいのかもしれません。
数週間後、体重が若干増え、筋肉が増えたように思います。 特に脚のトレーニングを追加したおかげで、下半身の脂肪が減り、筋肉増加が顕著です。
また、全体的に血管が浮き出てきましたので、脂肪も減っているのでしょう。特に下腿、前腕。 テストステロンを摂取すると血管が発達するようなので、そのせいもあるかもしれませんが、 急に始めた脚のトレーニングの効果が、かなり大きいと思います。
ただし、筋肉が増えたとしても、せいぜい1kg程度でしょう。 アナボリック効果としては、経口テストステロンは、ほとんど期待できない、というのが正直なところです。 もともとテストヒールは男性更年期障害の薬であり、長期間飲む物ですので、 用量を守っている限り安全性は高いと思われます。 テストヒールを数倍量飲んで、筋トレを増やせば効果は高いかもしれませんが、 身体の負担を考えると、それは出来ません。
容量とコスパで見ると、セルノスジェルの方が圧倒的に割高なのですが、 吸収効率でも経口テストステロンに軍配が上がりそうです。
少なくとも私には、副作用も特にありません。 ただ、睡眠中の勃起はすさまじく、一晩中、起ちっぱなしになります。 朝起ちも確実。でも、これは体にいいことであり、若返った感じです。



テストステロン製剤の意外な効果

私の使っているテストステロン製剤は、いわゆるアナボリックステロイドと違い、筋肉増強効果は期待できず、 また、副作用も(ほぼ)ありません。 しょっちゅう、お尻に大きなニキビができるのが、唯一の副作用です。 ※副作用は個人差があります。 そもそも、副作用が出るほどの摂取量ではありません。 テストステロン製剤( テストヒール )1錠、DHEA1錠、 テストステロン塗り薬( セルノスジェル )、1~3回/日の使用です。
2018年11月、左ふくらはぎが肉離れ(筋断裂)してしまいました。 凄まじい激痛ですが、すぐ、患部にテストステロン(セルノスジェル)を塗り、 テストステロン経口薬(テストヒール)を2粒/日(つまり倍量)飲みました。 応急処置なので、テストヒールは副作用を懸念して、2倍投与は3日で終了。 ふくらはぎに直接塗るのは5日間ほど続けました。 それが功を奏したのか、肉離れは2週間で回復し、ふくらはぎのトレーニングも、ほぼ全力で出来るようになりました。 病院には全く行っていません。 どうせ医者に肉離れは治せませんし、湿布と痛み止めが出るだけですから、全くの無駄です。
テストステロンに筋肉を増やす効果は、ほとんどないのですが、傷ついた組織を修復する機能は高いので、 今回はこれで助かりました。 2週間で肉離れが治るというのは、ちょっと普通では考えにくいと思いますので、 テストステロンが回復に関与しているのは間違いないと思います。 痛みは2ヶ月くらいありましたし、違和感は半年くらい続きましたが、生活・運動には全く支障なし。
もう一つの大きな効果は、やはり性的なものではないでしょうか? 朝起ちが凄まじい、やる気が出る、などの効果は、あたりまえにあります。 そもそも、テストステロンは男性更年期障害に処方される薬ですから、こういった性的な効果はてきめんです。
問題はテストステロン塗り薬を使い始め3ヶ月後、追加で飲み薬(テストヒール)を使い始めてからです。 通算でテストステロン使用開始9ヶ月後、なぜか、若い(ここ重要)女性にモテるようになっていました。 これは本当に意外で、嬉しい誤算です。テストヒール恐るべし。
モテと、テストステロンとの因果関係は確認できませんが、テストステロンの多い男性は女性にモテる、 というデータが確かに存在します。 また、魅力的な女性と接していると、テストステロンの分泌量が増えるので、 女性にモテ始めて、さらに相乗効果で、テストステロンの自己分泌量が上がったのではないか、と思われます。 もともと、男性更年期障害の処方でテストステロン製剤を飲む理由は、 とりあえず元気になって、テストステロンの自己分泌量を増やすためですから。 そういった意味では、完璧な薬でした。
テストステロンは、意識では感知できない、メス(雌)を引き付ける、フェロモンのような働きがあるわけです。 ただ、こればかりは確認しようにもできず、憶測の域を出ません。
たとえテストステロン製剤(テストヒール)を飲んだとしても、 あなたが若い女性にモテないからといって、苦情は一切受け付けませんのであしからず。 ただ、ちょっとギラギラ元気に動き回れるようになりますね。



ハロフルオックス

テストステロンというよりアナボリックステロイドになりますが、 ハロフルオックス というものもあります。 ハロフルオックスの効果は、テストステロンとほぼ同じですので、使用量を調整すれば若干安価に使えます。 ハロフルオックスは、もともと男性更年期障害の薬ですので、それもテストステロンと同じです。 錠剤ですので、ピルカッターで量を調整できるのが便利です。

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