テストステロンの効果

テストステロンとは


テストステロンはもっとも重要な男性ホルモンで、 哺乳類は、精巣で95%、副腎で5%作られます。
女性にも副腎がありますので、男性の10%くらいの男性ホルモンが分泌されます。 テストステロンは、15歳くらい(思春期)から分泌が始まり、筋肉や骨格を男性らしく作ります。 男の子が思春期に、声変わりしたり髭が生えるのは、そのせいです。
テストステロンは骨格筋を発達させますので、 トレーニーには嬉しいホルモンなのですが、いいことばかりではありません。 ニキビや、頭髪の脱毛も、テストステロンから変わるホルモンである、ジヒドロテストステロンのせいで起こります。
エロ禁止、オナ禁でテストステロンのジヒドロテストステロンへの変化を減らせる (9日周期)という説もあります。

テストステロン
このテストステロンの分泌量の表を見ればわかるように、 テストステロンは、25~30歳くらいでピークを迎え、40代後半にはピーク時の半分程度まで落ち込みます。
性欲の減退や筋肉量の低下、やる気の減退など、テストステロンの減少は、加齢と完全に一致します。 40~50代が一番低い(定年後60代で回復)との結果もあり、これはストレスのせいだと思われます。
また、その一方でテストステロンの分泌量には、かなりの個人差があることもわかります。 表を見ると、非常に高い値の人がいるかと思えば、ものすごく低い人もいる。



男性更年期障害とテストステロン


やる気がない、元気がない、といった症状で語られることの多い、男性更年期障害ですが、 一番わかりやすいのが、性欲がない、勃起しない、などの症状ではないでしょうか? そこまでいかなくても、中折れする、などという声もよく聞きます。
ホルモンは、人間の性格や気分までも大きく左右します。 特にテストステロンの分泌量が正常以上でなければ、男性は確実に元気がなくなります。 テストステロンが多いと攻撃性が増すとは聞きますが、そんなことはありません。 また、社会性が増す、リーダー向きになる、といったことはあります。 やたらと仕切りたがる人は、テストステロンが多いのかもしれません。
年齢を重ねるごとに運動不足になり、テストステロンの分泌量も減っていく人が多いでしょう。 テストステロンが少ないから太るのか、太るからテストステロンが出ないのか、分かりませんが、 とにかく太っていてはだめです。 減量して、運動しましょう。 人間は走るように進化した生物です。 運動しないのは、生命の原則に背きます。
太っていると、テストステロンがエストロゲンに変わる、アロマ化が起きやすくなりますので、 さらに痩せにくくなってしまいます。アロマ化は皮下脂肪が多いとなりやすい。 逆にトレーニングすると、テストステロンの分泌量が増し、太りにくくなります。
泌尿器科や専門のクリニックでは、テストステロンの分泌量が少なければ、 歳が若くてもテストステロン製剤を処方されますが、40代以上であれば、自分で簡単に入手できます。 国内のネット販売でも、薬剤師からの質問に、元気がない、勃起しないと答えればいいのです。 海外なら、そんな煩わしい質問さえありませんし、テストステロン含有量も段違いに多く、安価です。
もちろん20代、30代でも、テストステロンの分泌が少ない方はいますので、 そういう場合は、テストステロンを躊躇なく使いたいものです。



テストステロンの補充


国産のテストステロンもありますが、含有量も価格も段違いですので、 ここでは海外のものを紹介します。 国産だから安心などというのは、ただの神話です。 質量ともにテストステロンを手に入れるなら海外製品しかありません。 世界中で消費されている薬ですので、高品質のテストステロンが簡単に手に入ります。
テストステロンには、塗るタイプと飲むタイプがあり、種類も豊富です。 もちろん注射もありますが、個人では使えませんから除外します。 自己で注射テストステロンを使って、ばい菌が入り、大変なことになっている人がいました。 気を付けて使えばいいのですが、注射の使い捨てはコストがかさみます。
そこで、テストステロンの中で最も安く、信頼できるものだけを紹介します。 以下のふたつは、私が3年以上継続使用しておりますので、信頼性は抜群です。 だからといって、あなたに副作用がないとは言えませんが。
セルノスジェルは、一日中にわたって、少しづつ塗っていたこともありますが、 今は朝に1回5mg程度、陰嚢に塗るだけです。 休日には、朝にトレーニングしてから、数回塗ることが多いです。
テストヒールは、DHAなどの油や食事と共に、昼ごろ1錠40mgを飲みます。 日に2回飲むことは稀です。 よほど疲れているときだけです。 筋肉や筋に怪我をした場合などにも飲みますが、そんなことは滅多にありません。
私の場合、朝にDHEA25mgも飲んでおりますので、外部からのテストステロン摂取量は多めです。 自己分泌がどれくらいあるのかは分かりません。 ※今はDHEAを飲んでいません。

セルノスジェル1%14袋
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テストヒール(Testoheal)40mg
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テストステロンの効果


テストステロンの効果については、私個人の見解ですので、ご了承ください。
テストステロンは塗り薬から始め、さらに飲み薬を追加しましたが、かなり元気になります。 テストステロン摂取後、気分は非常にポジティブになります。 特にテストステロンのせいで暴力的になることもありません。 テストステロンの摂取を停めたことがないので、摂取を中止すると気分が落ち込むかは分かりません。 ただ、1日飲まないくらいでは何も変わりません。
肩こりがなくなったのはテストステロンのおかげかもしれませんが、 14kg減量後にテストステロンを始めたので、効果は未知数です。 身体が軽くなったおかげで、肩こりや腰痛がなくなった可能性もあるからです。特に腰。 ただ、私の感覚としては、テストステロンの効果が高いと思います。
片頭痛、痔、のぼせ、などもテストステロン使用後は完全になくなりました。 テストステロンのおかげで、かなりエネルギッシュで、健康的な毎日を送れています。 少なくてもテストステロンにより、活動的になったのは間違いありません。 何事にも億劫でなくなり、よく出かけるし、よく活動する。
テストステロンは、EDにも処方されますが、確かに朝起ちというか一晩中、凄まじいです。 性機能が改善するのですが、いわゆる性欲が増すわけではありません。 ムラムラしてくるわけではないのです。
それとテストステロンのおかげで太りにくい、という自覚があります。 食事制限やトレーニング、ランニングは続けているものの、たまに多く食べても体重が変わらないからです。 トレーニングを止めずに続けていけるのも、テストステロンのおかげでしょう。 ヤル気が継続します。
テストステロンの摂取当初はニキビなどが良くできましたが、あきらかに減りました。 体調や睡眠時間、食事なども関係あるからです。 痩せたので、腕や脚に血管が浮き出るのですが、 減量には関係なく、テストステロンを摂取開始してから血管が太くなっている気がします。 体重が3Kg増えているのに、もっと血管が浮き出るようになったからです。 しかし、他に副作用的なものは皆無です。
テストステロンが多い男性は、フェロモンの影響で女性にモテるという都市伝説があります。 私の場合、テストステロンによる効果で一番大きいのは、これかもしれません。 女性から声をかけられる、というのが本当のモテる男でしょうから、厳密には違うのですが、 うれしいことに、私の周りは、女性が増えました。 しかも若い女性です。
いつも気分がよく、ポジティブで、性機能が健全。 マッチョでスポーティだったら、まあ、女性には嫌われないですものね。



ダイエットとテストステロン


脂肪が多いと、テストステロンがアロマ化されやすくなり、女性ホルモンであるエストロゲンに変わりやすくなります。 中年の太った男性は、胸が膨らみ、乳首が大きくなっている人が多いのですが、そのせいです。 なので結果的に、痩せることにより、体内のテストステロン量が増えます。
運動することにより、テストステロンの分泌量も増え、マイオカインも分泌されますので、健康に若返ります。 それでも中年になると、テストステロンの量が少ないので、テストステロン薬を使うわけです。 そもそも、加齢でテストステロンが少なくなってくると、運動しようという気にもなりません。 そのため、まずはテストステロン薬を摂取して、元気になる必要があります。
私は減量が終わって、元気になってからテストステロンを使っています。 先にテストステロンを飲んでおけば、もっと楽に減量できたでしょう。 おかげで、もっともっと元気になり、モチベーションが維持できています。 若い頃のように、太りにくい感じもあります。



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