ダイエットの効果

ダイエットと減量


ダイエットは正しい食事のこと、とかよく書かれてますが、日本では減量とイコールです。 だいたいの人が肥満で困っているからです。 カロリーの高い食事が簡単に手に入る現代社会では、ダイエットこそが必要事項でしょう。 まるで世の中の全員が、肥満で悩んでいるかのような風潮です。
モテたい、健康のために、などいろいろとダイエットをしたい理由はあるでしょうが、 そんなことはどうでもいい。 効率よくダイエット出来ればそれでいい!
ただ、楽に痩せる。 これだけで10kgやせる、とかいった宣伝文句は忘れてください。 どんなことでも、楽な方法なんてありませんから。 あったとしてもリスクが大きすぎます。 お金も暇もあるなら、何をやってもいいのですが、 でもだったらトレーナーを雇ってジムでダイエットも出来るでしょう。
宣伝ではやたらとよく見るけど、 実際にサプリメントを飲んだだけで10Kg痩せた人に会ったことあります? 水分と宿便で10kg減なら、あり得なくはないけど、脂肪で減っているわけではないのです。



効果的なダイエット


ダイエットといえば、大きく分けて方法論がふたつあります。
ひとつは食事制限。つまり摂取カロリー減。 ふたつめは運動。つまり消費カロリー増です。 他にも腸内細菌やら、食欲減退、ホルモンなど、ダイエットには色々とありますが、大筋はこのふたつです。 そして、どちらかひとつのダイエットをするのではなく、両方するのが主流・王道です。
どちらのダイエットも辛いわけで、だからこそ続かないのです。 ただ、私個人の感覚としては、食事を減らした方が運動よりもかなり楽だと思います。 空腹感があまりにも辛すぎる場合もありますが、運動よりは楽です。 腹減って耐えられないのなら、こんにゃくゼリーを大量に食えばいいのです。
例えば1時間、中程度の強度のエアロビをしても、消費できるのはせいぜい600Kカロリーです。 運動が好きならいいのですが、結構きついです。いや、かなりきついです。 そもそも運動が好きだったら太っていないでしょうから、問題外です。 歩くだけなら1時間で300kカロリー程度しか減りません。
それに対し、食事ならコンビニ弁当1食抜けば、600~800K程度は軽くカットできます。 ただ、一食まるまる抜くのはきついので、置き換えで200Kカロリーのプロテインにしたり、 1食丸々抜くのではなく、3食の炭水化物を減らせれば、いいわけです。 さらに、お菓子をカットすれば、合計で600Kカロリーくらいは一日の摂取量からすぐに減らせます。
実際は、どちらのダイエットも徐々に併用になってしまいます。 例えば、土日はそれぞれ1時間走る、とか。 平日は炭水化物は取らない、とか。 毎日全力でダイエットするのは、精神的にもきついですから、幅を持たせます。 しかし、中途半端にダイエットしていると、辛いだけで効果が出てこないので、 ある程度の思い切りは必要です。
数か月後には空腹にも慣れ、運動も辛くなくなりますが、 それは停滞期だからであって、逆に痩せにくくなってしまっています。



ダイエットは一気にやる


私のダイエットは、摂取カロリーを半分程度にし、毎日40~50分程度の運動という、 一気にハイギアに入れるものでしたので、問題も多かった。 何年もちょこちょこダイエットやって効果がなかったので馬鹿らしくなりました。 だからといって、いきなりこれは、やり過ぎでしょう。 なかなか程度のいいダイエットというのは難しいですね。
運動は筋肉トレーニングを中核としたサーキットトレーニングで、ランニングもやります。 ランニング自体はかなり緩い感じで、ほとんどジョギングとウォーキングという状態です。 ただ、筋肉トレーニングはきついです。懸垂ですから。 まず、急に走ったので足の裏が痛くなり、走れなくなりましたが、めげずに継続。 心配していた膝や足首は故障もせず、意外にも大丈夫だったのに。
ウォーキングやストレッチなどを組み込み、ずっと動いていてはいるけど、きつくない時間を挟むのがコツです。 運動中は体温が高く、心拍数が高いので、その状態をキープできればいいのです。 身体が暖かくなっている状態で、動いていれば脂肪が燃えます。 必ずしも、必死になって常に走り続ける必要はないのです。
食事に関しては、炭水化物を減らし、辛かったけど、慣れたので2、3日後にはゼロにしました。 最初は、大好きな炭水化物を抜くのは辛いと思ったけど、一度減らしてみたら、そうでもなかった。 余らせるくらいなら食べちゃおう、というのもなくなりました。 食事でのメインの量(肉など)は変わらず、ただ揚げ物だけは食べるのをやめました。 ご飯(炭水化物)が減った分、腹が減ったらキャベツを食ってごまかします。
それと、お菓子の代わりに蒟蒻ゼリーなどで腹を膨らませました。 最初の頃は、とにかく腹が減るので、辛かった。 空腹感は本当にひもじいです。 最初の2ヶ月は本当につらかった。 逆に言えば、それさえ超えれば、辛いダイエットも、たいしたことはないです。
初期のころはビールを飲んでいましたが、これも蒸留酒に替えました。 梅酒やワインは止めです。 特に梅酒は糖質が多すぎる。 太っていたころは、甘くておいしいので大好きでした。
これらのダイエットにより、2ヶ月で9Kg痩せたのですが、最初の5日間は計測していなかったため、 もっと変化は劇的だったに違いありません。 おそらく-10kgは確実だったのではないでしょうか?
そして、この時期に、飲んでおけば、と悔やまれるのが、コレ! スピロテロールを飲みながら、初期の減量を実施していれば、効果はもっと高かったと思います。

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ダイエットで分かったこと


ダイエットを始めてすぐ分ったのは、とにかく腹が減ること。 これはきつかった。しかし、必要以上にカロリーはカットしました。 会社でおやつが回って来ても、食べなかったし、コーヒーに砂糖は入れない。 あまり意味がなさそうですが。。。
でも、初期の頃は、こういうのが一番大事かもしれません。 お菓子をもって、追いかけられたこともある。(いやがらせで!) エネルギー不足の反動で、飴を大量にバリバリ食ったりもしていました。 異常ですね。
今では揚げ物も食うし、おやつも食います。 お酒を飲みにも行くし、ラーメンも食う。 でも太らない。 だって、たま~に、だから。
ダイエットするまでは太ってるのが当たり前なので、たまに絶食しても無意味。 今は痩せているのが当たり前なので、たまに暴飲暴食しても平気。 になっている。 ケトジェニックの効果ではないでしょうか?
問題は、何を食っても、前ほどおいしく感じないこと。 これは厳しい。 食欲というか、美味しいものを食いたいという欲望が出てこない。 ラーメンは大好きだったのに、まったく美味しく感じません。 よって、年に数回しか食べません。 しかも、つきあいでのみ! 自分では食わない。
逆に、いつも食べている、にぼしや全粒粉のパンなど、 質素なものがおいしく感じてしまいます。 まわりにはあまりに貧相な食事に「かわいそう」と言われてしまいますが、 栄養価は、あなたたちよりもこちらの方が格段に上です。 カロリーははるかに下だが。。。
それと走り始めてすぐに気づいたのは、皮下脂肪が柔らかくなったこと。 これには驚いた。 水分が逃げて、脂肪脂肪が小さくなったのもあるのでしょうが、やはり 走っているので、上下振動で脂肪が揺れるため、柔らかくなったのだと思います。 柔らかくなった脂肪は、血液に溶けて、燃焼されやすくなります。



ダイエットは継続


2ヶ月で9Kgダイエットしたのですが、それからは痩せにくくなり、 結局、開始から8ヶ月後に14kg減の時点で、ダイエットはいったん終了です。 キツイトレーニングをいくら継続しても、効果が出ないので、辛かった。
毎日のトレーニングとランニング、減量食はもはや限界でした。 体重減少も頭打ちになり、このままやっても辛いだけで効果はありませんから。 もちろん、体重が減っているし体力も上がっているので、運動は楽なのですが。
そこでダイエットから一転、増量に向かいます。 脂肪を増量するわけではなく、筋肉の増量です。 トレーニングを増やし、食事も増やします。 結果から言うと3kgほど増えましたが、あとは変わりません。
食事も、プロテインシェイクやプロテインバーを食べる以外は変更はないです。 いつでも、ダイエットが再スタートできる下地を継続している状態ですね。 余計なものは食わない、これだけです。
幸い、あまり食欲がないので、辛くはないけど、 こんな仙人みたいな低カロリーな暮らしをしても、やっと維持しているだけ、と思うと情けない。
まわりがデブ(個人差あり)ばかりなのも頷けます。 こんな生活、よほど意思の強い人間でないと無理だもん。
※参考:ハロフルオックスで細マッチョ



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