ふくらはぎの筋トレ

カーフのトレーニング


ふくらはぎの筋肉は非常に強く、持久力があり、なかなか疲れないという特徴があります。 短距離でも長距離でも、常に走っている人でカーフがよく発達している人は、けっこう多いです。 ちなみに毛を剃ると、筋肉が綺麗に見えるので、カーフもけっこうカッコいいですよ。 筋肉がふたつに割れるので、おしりのように見えることもあります。
かつてシュワルツェネッガーの行っていたカーフトレーニングは、 さんざん高重量でのカーフのトレーニング後に、 30分ノンストップカーフパンピングをやっていましたね。 まあ、アナボリックステロイド使用が前提で、通常の人は無理ですが。 筋肉はともかく、関節や腱が痛んでしまいます。
カーフは非常に大きい筋肉です。 カーフは小筋群に分類されますが、胸や肩などよりも、よっぼど強力で大きい筋肉なのです。 第二の心臓といわれる場合もあります。 なので、ケガをしない程度に酷使して、カロリー消費に活用させましょう。 ふくらはぎの筋肉を使いまくれば、カロリーが消費され、やせます。
しかし、私見ですが、ふくらはぎというのは人によってそんなに形が違うのでしょうか? 女性で脚が太くて悩んでいる人も、かなり多いと思いますが、ふくらはぎがまず不格好です。 ずんどうで足首が太く、めりはりがない。 走ってる女性は脚がきれいですが、運動しない人は、特に太っている人は、ずんどうです。 誰でも細く美しい脚になれるのかは分かりませんが、運動すれば自身最高の脚は作れます。



ジムでのカーフのトレーニング


機器を使ったカーフのウエイトトレーニングだと、 スタンディング種目とシッティング種目に大きく分かれます。
バーベルを担いでカーフレイズ。ダンベルでもいいです。 あるいはレッグプレス、ハックマシンでもいいです。 両足でも片足でも可。
あとは、座ってカーフレイズですね。 ジムに専用のカーフレイズマシンがない場合は、 座ってから腿にプレートを乗せるなどの方法があります。 あまり高重量は出来ませんが、人を乗せるのもいいです。
それと最後に、シュワルツェネッガーほどではなくても、 カーフパンピングをやれば充分でしょう。 つまり、階段などの段差に爪先だけで立って、ひたすらカーフレイズ。 片足でも両足でもいいです。
ただ、私の感覚では筋トレするよりも、実際に走った方が、よりカーフは発達します。 カーフが疲れないので分からないのですが、かなり筋肉が酷使されます。 速く走れば最強ですが、ゆっくりでも効果は高いです。



公園でのカーフのトレーニング


公園やストリートでのカーフのトレーニングは厳しいです。 階段などでカーフレイズをするのはいいのですが、負荷が足りなすぎる。 当然、片足ずつという手もありますが、それでは運動時間が倍になってしまいます。
ただ、私の感覚としては、走っていることが、 非常にカーフのトレーニングになっているように感じます。 実際に、カーフのトレーニングをやっていなかったのにもかかわらず、 毎日走っているだけで、かなりカーフが太く大きくなりました。 負荷は軽いですが、1歩を1レップと考えれば、凄まじいレップ数ですから当然です。
その後、脚のトレーニングを追加して、カーフレイズを始めました。 一回一回、ピークでカーフを絞り込みます。 実際に、カーフレイズは30回3セットしかやってませんが、 かなりカーフが発達してきています。 限界には程遠い負荷でしかありませんが、なぜか効いているようです。
もちろん、すぐに頭打ちになります。 頑丈なカーフにとって、あきらかに負荷が足りないので発達は止まります。 それでも、カーフの反応はかなりいいです。 ジャンピングスクワットなども、カーフの筋肉に効いているのかもしれません。
ただ、カーフには特に個人差があるので、 走っているのにカーフが大きくならない、トレーニングしても太くならない ということはあると思います。 今の自重のみのカーフレイズは、たったの30レップなのに最強です。
かつて高重量でやっていた、つらいカーフの筋トレが、何だったのかと思います。 負荷は軽いが、頻度が上がったせいかもしえません。 今は週に3回ですが、昔は高重量なので週1回です。
経験上、カーフに疲労を感じることは稀です。すぐに回復します。 カーフを鍛えてから、ツることも減りました。 ただ、やり過ぎると、筋が痛いので、ほどほどに。
シュワルツェネッガーのように背中に人間ふたり乗せて、 カーフレイズするという手もありますが、おすすめできません。



ふくらはぎの筋肉の意外な真実


統計で年代別に、女性の筋肉量を測っていたものがあります。 なにか別のことを調べていたのでしょうが、 その結果から、ふくらはぎと寿命の関係が浮かび上がりました。
80代よりも、90代の女性の方が、 カーフの筋肉がかなり多い、つまりマッチョという結果が出たのです。
そんなバカな! テレビでカーフレイズ健康法とかが放送されて、やったわけでもあるまいに。 では、なぜでしょう?
実は、女性は90歳前後で亡くなる方が多いのですが、 90代で生き残った女性はカーフの筋肉が多いのです。 逆に言えば、カーフの筋肉が少ない人は、早死に(といっても89歳?)します。
なので、結果的に生き残った90代の女性のカーフの筋肉を計測すると、 異常に高い値が出てしまったのでしょう。 統計上の妙です。
ではなぜ、カーフの筋肉が多いと長生きするのか? 普通に考えてみるとわかります。 80代の時点でよく歩いている人は、カーフが衰えません。 逆にカーフの筋肉が衰えているということは、あまり歩いていない可能性が高い。 筋肉は一度衰えると、増やすのは容易ではありません。 そして、どんどん歩かなくなります。 第二の心臓というくらいですから、全身の血液循環にも影響し、当然それは健康にも反映されます。
別に、カーフレイズだけしまくっても、長生きするとは限りませんものね。 長生きの女性がビシバシにカーフレイズしまくっているわけではないと思います。 やはり歩くことこそが、健康に結びつくということでしょう。 または歩く以外にも、家事などかもしれませんが、長生きの人は身体を動かしているのでしょう。
なので、カーフレイズを高重量でやって巨大な筋肉を付けただけでは、おそらく長生きはしませんからね。 勘違いしないでくださいね。 ただ、90代になっても、カーフの筋肉がモリモリ状態なら、長生きするかも?
まあ、個人的には90歳は充分長生きだと思うけど。

トレーニング効果を高める薬 を使うという手もあります。

テストヒール(Testoheal)40mg
テストヒール(Testoheal)40mg



次にいく

▲ページトップに戻る