トレーニングする場所

トレーニングする場所


筋肉トレーニングをするのにも、どこでするのかをまず考える必要があります。 財布と相談、時間はあるのか、家や職場に近いか、など。
2020年現在は、コロナ渦で出来ないことが多いです。 注意しなければいけないのは、屋内系は全部コロナ渦では閉鎖されるという事。 公園トレーニングは可能ですが、外国のような外出禁止令が出れば、アウトです。 どんな時でも可能なのは部屋トレだけになります。
どんなトレーニングがしたいのか、によっても場所が限定されます。 例えば、どうしてもウエイトトレーニングがやりたければ、ジムでなければいけないし、 デッドリフトがしたいのならば、ジムの中でもかなり限定されます。 そもそもハックリフトがやりたいのなら、ハックリフトマシンのあるジムでしかできません。 ああ、ケーブルクロスオーバーしたかったなあ。
とりあえずトレーニングがしたい。 場所から考えたいという人もいるでしょう。 そこで、考えつくトレーニング場所を、メリット・デメリットと共に、 いくつか上げてみたいと思います。



会員制フィットネスクラブ

まずトレーニングしよう、と思ったら、誰でも思いつくのが、これですね。 朝7:00~23:00くらいの間でやっている、老若男女が通うジムです。比較的若い人も多い。 コナミ、セントラルフィットネス、ティップネス、ルネッサンス、NAS、などのチェーン店が多いです。
スタジオプログラム(エアロビ、ボクササイズ、ZUMBA等)が充実しており、 カーディオマシンも豊富。
ジムにはちょっとしたフリーウェイトがあり、バーベルやダンベルもある。 ただしダンベルはあまり高重量のものはありません。使える人がいませんので。 マシンは、とりあえず一通り全身鍛える分はあるけど、バリエーションは少なく、 偏っている場合が多い。特に腹筋機器。
必ずプールがあり、エアコン、ロッカーも完備。 ただ、スタッフは知識が浅く、本気でトレーニングしているトレーニーも少ないので、 スマフォをいじっている人も多く、民度はかなり低い。
レギュラー会員なら1万円程度の予算で毎日使えます。 デイ会員やナイト会員、休日会員などの安いプラン、同チェーン店舗で使える場合もあり。 健康的な体を獲得、維持したいなら、ここ。 本格派には、物足りない。
純粋にトレーニングというより、社交的な人向き。



ボディビルのジム

バブル後、フィットネスクラブが乱立したために消滅していったジムが多いです。 バーベルやダンベルが充実しているものの、スタジオもプールもない。 もちろん、スタジオやプールがある場合もあります。 フリーウェイトが中心の、マッチョの通うジムです。
ただ、個人経営だと装備が中途半端で、ダンベルも少なかったり、デッドリフト禁止だったり。 汚いイメージが強く、マッチョ野郎ばっかで、女性には厳しい。
金額も高めで、会員がボディビル大会に出場しているのが普通です。 最近ではゴールドジムなど、フィットネスクラブとボディビルジムを融合したような経営も増えました。 ゴリマッチョになるのが目的なら、ここ一択。 きれいでカッコイイジムも増えた。



スポーツセンター

私は横浜市に在住しておるので、横浜市のスポーツセンターについて解説します。 スポセンは各区にひとつあり、1回3時間程度が¥300で利用でき、他を圧倒するコストパフォーマンスです。 ダンベルやマシンなども結構充実しています。カーディオも充分な数ですが、混雑時はやはり足りない。 区によって装備や営業時間が違い、日曜日だけ早朝7:30から、という場合もあります。
スタジオは別で申し込みが必要だったりしますので、トレーニングとは一緒にできません。 プールも、大概は別の施設です。西区はプールもあり。 私は仲間と体育館(サブアリーナ)を借りて、キックボクシングのミット打ちをしております。
健康的な体を獲得、維持したい、しかもスポーツセンターが家から近いなら、まずはここ。 予算的にずっとここ、もあり。機能的には充分です。
ただし混雑は覚悟。清潔感やスタイリッシュ感も低めです。安いんだもの。 順番待ちが多く、思い通りのスケジュール、メニューは無理と考えよ。



高額ダイエット専門サポート

ライザップが一番有名です。 コストパフォーマンスは最悪ですが、 知識やガッツのない人には最良となりえます。
自身でメニューを作成し、精神をコントロールできる人間だったら、全く意味をなさない。 ただのぼったくりです。 でも、心の弱い人間は、始められない、続かない、のが最大の難点なので、 お金で解決するのもひとつの方法。
個人指導35万円、グループ指導なら10万円程度で、 2ヶ月程度で10キロほど痩せるのを目標にします。 それがキツイか出来るか、は個人差が大きすぎるが、成功者もそこそこいるのが現状のようです。
ただ、痩せた後どうするのか考えないと、確実にリバウンドが待っています。 他のジムに通うなり、部屋トレを始める必要があり、これだけでは一時しのぎでしょう。 とはいえ、ガラリと変わったことができますか?
数週間で結果を出すのはいいのですが、 その期間に知識も精神も得られなければ、元に戻るだけです。 つらい2ヶ月の間に、知識も吸収することができなければ、リバウンド間違いなし。
長い目で見るならば、成功者はほとんど誰も生まれないと思います。 つまり、数か月以内にリバウンドして終わり。



24時間制フィットネスクラブ

プールとスタジオがなく、ジムだけが24時間いつでも使えるという現代人向けのシステムです。 エニタイムフィットネス、24フィットネスなど、かなり増えてきています。(2018/11近所にもOPEN) 月会費も6~7000円程度で、どこの店舗でも使えたりするので、使い方によってはジャストフィットします。
フィットネスクラブやスポセンは、必ず混む曜日と時間があるので、それを避けたい場合に重宝します。 夜中や朝方などを狙えば、かなり空いているかと思われます。 通勤時に見ますが、けっこう早朝からビルに入っていく人もよくみる 仕事時間の関係で通常のジムの営業時間と合わない人もいるかと思いますので、今後も成長していく形態でしょう。 私も若かったら、これがよかった。
他のジムも、限りなく24時間に近い形態に近づいていくと思います。 知識の全くない人が、いきなりここに来ても、分からないことだらけで、効果が上がりにくいでしょう。 怪我するのがオチです、 また、スタッフの目がない以上、マナーの点でも期待できません。 ゴミが多かったり、占拠してスマホしたり、汗べとべとのままだったり。。。 考えるだけで虫唾が走ります。
店舗によってマシンが違うので、うまく店舗を使い分けると面白い。 背中が充実している店舗や脚が充実している店舗など、店長だか責任者の趣味でマシンを選んでいる場合があるのです。
武者修行のように、各店舗を順に回るというのも面白い。



公園やストリート

個人的にイチオシがコレ。 まあ、あたりまえです。 毎日、公園でトレーニングをやってますから。
24時間いつでもOK、しかも無料。 大概は夜でも電灯が灯っています(暗いですが)。
ただし、どこに充分な設備(鉄棒)を持つ公園があるかは、自分で探すしかありません。 自宅周辺をぐるぐるランニングしながら探すのがベストですが、 グーグルのストリートビューで探すのもおすすめです。 まあ、実際より古い可能性もあります。行ってみたら鉄棒がない!
サスペンションキットがあれば、トレーニングの質はぐっと上がります。 ただ、公園でサスペンショントレーニングしているのを一度も見たことがありません。 自分以外で。。。
屋外でのトレーニングの問題は天候で、雨も降れば風も吹く。 気候の影響(寒暖)の影響も甚大です。 冬の早朝や夜は、想像を絶するほど寒く、夏場の炎天下は、意味が分からんほど暑い。 その一方、満月や桜を見ながら、トレーニングというのも、なかなか乙なものです。
サスペンショントレーニング、クロスフィット、サーキットトレーニングなどのトータルフィットネスに向いています。 ボクシングのシャドー、ジャンピングスクワット、棒術や縄跳びなど、心おきなく行えます。 屋内型のジムでは出来ないトレーニング方法です。
他人の目が気になるようでは、最初から公園トレーニングは出来ませんので、 あるていどの気概が必要です。



自宅

いわゆる部屋トレになりますが、機器をそろえるか、なしかで内容が変わります。 本格的な自宅ジムを構築する人は例外でしょうが、 ダンベルやバーベルくらいは持っているという人は多いでしょう。
有料のジムや、公園と組み合わせる場合もあるかと思います。 火、木は公園でトレーニング、月水金は部屋トレ、土はスポセンとか。
サッカーやバスケ、マラソン、格闘技など、スポーツをやっている人が部屋トレする場合もあるでしょう。 アイディア次第で可能性は無限です。自宅で、サスペンショントレーニング、 チューブトレーニング という方法もあります。
部屋トレでは、ストレッチや腹筋のみということもあるでしょう。



山や川

もはや自然児の世界観です。 究極の屋外トレーニング。
大きな石をウェイトに使ってトレーニングしたり、野山を走り回って体を鍛えます。 私の場合はキャンプしに行ったら、暇すぎで腕立て伏せやスクワットで時間をつぶしております。 トレーニングしても、たいして時間はかかりませんが。
たまに野山に行ってやる分には、気分が変わって、良いと思います。



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