細マッチョになろう

細マッチョを目指せ


マッチョを目指して

最近、流行りの細マッチョ。
巷ではあまり見かけることはない(浜辺にでも生息するのか?)のですが、 細マッチョは人気急上昇中のようです。
いわゆるボディビルダーはゴリマッチョといいます。ゴリラ並みの筋肉だからです。 はっきりいってゴリマッチョは、米国ではともかく、日本では女性にモテません。 そもそも、並大抵の努力では、ゴリマッチョにはなれませんし。。。

私もかつて、男の理想としてゴリマッチョを目指しましたが、才能もなく、薬も使わないので無理でした。 かといって当時は、細マッチョという言葉も存在せず、細くて中途半端マッチョに価値を観だせずにいました。 まだまだ筋肉を増やさなければならないのに、減量してバリバリにする意味がわかりません。
筋量がないのでコンテストには出られない。いや、コンテストには出られますが、カッコよくない。細くて。 正直、海外のコンテストでは怪物ゴリゴリマッチョばかりですが、日本では細い人しかいなくて、カッコ悪い。 とさえ、思っていました。
海外の専門雑誌、マッスル&フィットネス、マキシマムマッスル(FLEXの日本名・廃刊) ばかり読んでウエイトトレーニングを積んでいたので、毒されていたようです(反省)。

結局、ウエイトトレーニングは好きで生涯スポーツと決めていたので、 30年以上続けていたわけですが、ダイエットはしない生活でした。 (一度、17kg減量したことはありますが) なので御多分に漏れず、歳を重ねるとともに太っていき、分厚いぜい肉に覆われた、 デブマッチョ(笑)となってしまいました。

まあ、筋肉はそこそこついていたので、ダイエットさえすればカッコイイのになあ。 でも、すでに40代だし、いまさら痩せてどうするのか? 女性にモテたところでどうにもならん。そもそもモテるのか? 宝くじでも当たってリタイアできれば、2ヶ月でバリバリにしてやるのに。。。

などと、ラチもなく考えながらも、2年間も毎日、こう紙に書いていました。 「65kgの細マッチョになる」又は「65kgのスリムマッチョになる」 と。

そして、公園で週3回トレーニングしながら、たいして体形も変わらず、太ったまま2年間が過ぎ、 なぜか急にランニングがしたくなり、そのまま食事を減らし、ダイエットを始めてしまいました。 いきなりの緊急発進でしたね。唐突に開始しました。本当に何もなかったんですよ。

ちなみにダイエット開始後、紙に書く目標は、 「60kgの細マッチョになる」 に変更されております。



細マッチョとは

いつのころからか、もてはやされ、どこからともなく出てきた細マッチョ。スリムマッチョともいう。 マッチョというより、腹筋のシックスパックがもてはやされるのが先のような気がします。 つまり痩せていることがもてはやされた頃です。

それに、メタボ検診、メタボリックシンドロームという言葉が出てきたころ、一気に腹筋に注目が集まった気がします。 細マッチョは、メタボの対極に位置します。中年の敵はメタボですから。 メタボが不健康でみっともない存在であり、細マッチョは健康の象徴ともいえる、スタイリッシュでスポーティ。

通常、どんなに頑張ってもゴリマッチョにはなれません。 ですが、2年以上、本気でトレーニングしている男子なら、細マッチョと呼べるのではないでしょうか。 ただし、脂肪がついていない状態ですので、バルクアップ中では、細マッチョとはいえませんね。 それと、あくまで本気でウエイトトレーニングしている人だけですよ。筋肉つけてから。中途半端はダメです。 細マッチョ自体が中途半端な存在なのですが、それはいいっこなしです。
※参考:ハロフルオックスで細マッチョ

ハリウッドスターはもちろん、日本でも細マッチョがもてはやされ、カッコイイとされはじめました。

また、中年の女性には、美魔女という恐ろし気な魔物が存在しますが、男にはないのか、と調べてみると、 腹筋ING、というのがありました。腹筋+KING、だそうです。やっぱり腹筋なんですね。
中年だけど若く見えて、細マッチョが対象だとは思っていましたが、なんと顔は関係ないようです。 美魔女の方は、若く見えるだけでは意味がなく(笑)、もともと美人でないといけませんが(美人でなかったら魔女です)、 男の場合は、若く見える細マッチョなら、いいようです。 必ずしもイケメンでなくてもいいのは助かりますが、美魔女と違ってコンテストはないようです。そもそも需要がない。
ただ、フィジークの大会があるので、コンテストはそっちですね。 ボディビルの大会と違い、脚が細くてもOKです。でもゴリマッチョ。


注)やはり、日本での細マッチョは、マッチョの要素が稀有です。 実際に、筋肉はいらないかもしれません。
私は細マッチョを目指していたのですが、20代女子ふたりに「ガチのマッチョ」と言われてしまいました。 まだまだ、国際的にはマッチョといえる状態ではないのですが、、、お国柄の違いですね。



細マッチョになるには

では、細マッチョになるには、どうすればいいのでしょうか? 何をすればいいのでしょうか? この際、極端に太っている方や痩せている方は省きます。 そのような方は、細マッチを目指す前に、もっとすることがあるはずです(笑)。 スピロテロールダイエット


細マッチョになるには、普通の成人男性なら、トレーニングとダイエットが必要です。 トレーニングで10Kg以上の筋肉を付ける必要がありますが、通常、薬を使わずにこれだけの筋肉を付ける場合、 かなり才能のある人が頑張っても、2年間は必要だと思われます。 本サイトのトレーニング法などを参考に、十分な栄養とサプリメントを駆使し、ジムでバリバリに鍛える必要があります。 なので通常は、3年以上かかると思っていいでしょう。

ごく一部の、人間離れした才能ある人間ならば、10kgの筋肉増強を1年で達成できる方もいるでしょうが、 そんなの、ほんの一握りですし、そのような方は、ぜひ、細マッチョで満足せず、ゴリマッチョに向かっていただきたい。 才能があるんだから、もったいないです。

すでに筋肉のある方や、スポーツで体を鍛えている方などは、ジムでなく、公園や野外のワークアウトでも十分でしょう。 スタイリッシュに筋肉を駆使し、自然な感じで細マッチョになれます。 細マッチョになる過程もカッコイイ。

筋肉を付けることさえできれば、ダイエットは難しくありません。 なぜならば、筋肉をつける方がダイエットをするよりも断然難しいからです。 ランニングや水泳、サイクリングなどを駆使すれば、10kgくらいの脂肪など、 早ければ2ヶ月、長くても半年で落とせるはずです。

私の場合は、30年以上に及びトレーニングをしてきたのですが、ほぼダイエットをしてきませんでした。 なので、筋肉量だけは、充分にあったので、たった数ヶ月間ダイエットするだけで、細マッチョになることが出来ました。 ただし、減量で筋肉が減らないように、トレーニングも必要です。



細マッチョになると

いくら筋量があり、懸垂が15回できても、体中に脂肪がついていたら、デブと呼ばれるのです。 それが世の中というものです。中身を見てくれ、と叫んでも、外見だけを見て、デブといわれるだけなのです。

先日、電車の中で、セミリラックスポーズを取っている(?)、なにがしかのスポーツをやっていたと思われる、 ガタイのいい、ただしお肉がついてしまった、男性がいたのですが。。。ただのデブです。 分かる人には分るのですが、、、意味ないです。イタいわ~。 努力して減量してしまった後では、私も、よき理解者とはなりえません。一緒にしないでくれ。
肝に銘じましょう。 まずは細マッチョになってからでないと、誰もあなたに耳を傾けてはくれません。 六つに割れた、腹筋を披露しない限り、すべてが無意味なのです。それが世の中の摂理なのです。あしからず。
初めにも書きましたが、細マッチョになるのは非常に難易度が高く、 よって絶対数が少ないため、希少価値が生まれます。 細マッチョは絶滅危惧種並みに、少ないのです。これからもずっと供給不足が懸念されております。 ※ただし、ただ痩せているだけの人も、腹筋が六つに見えるため、細マッチョと混同される場合がある。似非マッチョ。

女性にモテるといえば、主に以下の3つですが
・イケメン
・金持ち
・細マッチョ
ひとつ目は、遺伝ですので、自分ではどうにもなりません。
ふたつ目も、容易でないことは分かりますね? そもそも金持ちなら、このサイトに用はないでしょう。
そしてみっつ目。
細マッチョです。これは自分でコントロールして、お金をかけずとも、なることができます。 ただし、難易度は非常に高い。

それと当たり前すぎて書いていませんが、
・清潔感
・謙虚な態度
・ガッツかない
などはクリアされているものとします。 でないと、女性が引いてしまいます。

ただ、細マッチョになれば無条件で女性にモテモテ、みたいな宣伝文句は無視しましょう。 世の中、そんなに甘くないです。



減量に成功すると

減量開始5ヶ月が過ぎ、とりあえず13kgくらい体重が落ちました。 (最終的には-14Kgまで行いました) ここ2ヶ月くらいは、体重の変化はほとんどないのですが、脂肪が徐々に減ってきている感覚があります。
減量すると、まずお腹周りがスッキリします。 内臓脂肪が減るからなのですが、それよりも先にまず、入ってくる量(食事)が激減(約半分)したので、 胃腸などの臓器に余裕が生まれます。 それまで日に3回以上、便が出ていたのが(?)、下手すると3日に1回しか出ません。しかも、ものすごく固い。 これは炭水化物、糖質の摂取が激減したためです。野菜、つまり食物繊維の摂取は増えているのに。
そして、炭水化物を減らすと、肝臓のグリコーゲンが使用され、小さくなります。 同時に、水分が排出されるので、一気に内臓が小さくなります。 結果的に一気に痩せます。というか、胴体が細くなります。だいたいこれが2週間。
いわゆる、炭水化物系のダイエットでリバウンドするのは、この肝臓の増減だと思われます。 5kg位はすぐに減りますが、逆に一瞬で戻ります。
実は肝臓が小さくなってからが本番なんです。ここからやっと、皮下脂肪が減っていく。 私の場合は、全体的に皮下脂肪が減ってはいるものの、背中や腰がなかなか落ちません。 一番先に落ちたのは、尻と脚です。足も痩せて、靴が脱げます。二の腕も減りました。
トレーニングにより、筋肉が増えている部分もありますので、これが曲者です。 体重は単純に減る一方ではないのです。 私の場合、毎日の懸垂が功を奏し、広背筋が膨らみました。人生最高の発達です。 かつて、高重量のベントオーバーローイングやラットプルでは作れなかった筋肉が、背中に盛り上がってきました。 懸垂おそるべし。自重トレーニングの王様です。
面白いのは日によって、皮下脂肪の量がけっこう変わることです。 つまり水分ですね。塩分を多くとると浮腫むので、明らかに皮下脂肪をつまんだ感じが変わります。
だいたい、10kg位痩せると、「顔が小さくなった」と言われます(経験済)。 「身体が薄くなった(平たくなった)」とも言われます(経験済)。 腹筋も割れてきます。うっすらシックスパックです。 細マッチョと呼ばれたければ、とりあえず痩せるのが先ですね。



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