チーティングとスティッキングポイント
チーティングは高強度トレーニングテクニックのひとつで、非常にメジャーなテクニックのひとつです。
チーティングとは反動を使い、最も苦しい場所であるスティッキングポイントを
通過させるテクニックです。
チーティングは、のべつ行うものではなく、あくまでスティッキングポイントを通過させるため
だけに使うべきものです。
ボトムポジションではチーティングせず、スムーズに挙げるのがコツです。
トップボディビルダーのビデオを見ていると、かなりチーティングをやっています。
アーノルド・シュワルツェネッガーももちろんやっています。
最後までストリクトでトレーニングしているボディビルダーは少数派です。
チーティングカール
チーティングでカールをするとはいっても、最初は普通にカールします。
限界を迎えてからがチーティングの出番です。
写真はWバーでのバーベルカールでチーティングをしていますが、ダンベルでも構いません。
ただし、ダンベルでチーティングする場合は、両腕を同時にあげる方法がやりやすいでしょう。
オルタネイトでやる場合は、片腕ずつチーティングすればよいわけですが、少々難易度が上がります。
カールで限界を迎えると、腕が肘で直角になる部分でスティッキングポイントを迎えると思います。
何もしなければ、スティッキングポイントを超えられず、
そこでレップは終わりですが、上半身の反動を使い、少しだけバーベルを上に動かすと、
スティッキングポイントを通過させることが出来ます。
これがチーティングです。
チーティングにはコツがあり、スティッキングポイントを通過させるにしてもスムースである必要があります。
具体的にはチーティングレップであっても、バーベルが通常レップと同じ動きをすればいいわけです。
私も背中を反らせるだけのチーティングを長らくやっていましたが、
顎を上げるとうまく挙がることを発見しました。
背中を反らせてスティッキングポイントを突破し、続けて顎を上げてスムーズにレップを行ないます。
言うは易し、行なうは難し、です。
チーティングはコツさえ掴めば簡単ですので、皆さんもびしびし挑戦してみてください。
バーベルカール
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バーバルカール
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